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「SecurityWatch」は、スーパーウエーブが所有する微弱無線認証モジュール技術を利用して、PDAやパソコン、携帯電話などの操作をロックできるようにしたもの。今回の試作品では、腕時計および携帯端末に無線認証モジュールを搭載。 それぞれの認証モジュールは、定期的にIDを交換しており、ユーザーが「SecurityWatch」を装着したまま、携帯機器から一定距離離れると認証が行なわれない状態となり、携帯端末側の認証モジュールが操作系にロックをかける仕組みとなっている。万が一、腕時計側のバッテリーが切れるなどの状況になっても、ロック解除が行なえるようにもなっているという。 腕時計の大きさは60×41×13mm（縦×横×厚）で、重さは55g。無線認証モジュールおよび時計機能を制御する8bit CPUを搭載している。バッテリーはリチウムイオン充電池で、連続動作で約2週間駆動する。シチズンでは、「大きさや駆動時間は、通常の腕時計レベルを目指す」としている。 なお、商品化のスケジュールなどは未定だが、両社では家屋のドアや家電製品などに同様の技術を組み込むことで、鍵のかけ忘れや不在時の電力削減などが可能になるとのことで、様々なメーカーに応用製品の開発を提案していく予定。 ・ ニュースリリース（シチズン時計） http://www.citizen.co.jp/release/03/030127sw.htm ・ スーパーウエーブ http://www.superwave.co.jp/ （関口 聖） 2003/01/27 18:21 | ||||||
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