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「HG-01S」は、地上波テレビ放送のHDD録画機能や、無線LANにも対応したブロードバンドルータ機能など複合的な性格を備えたホームサーバー。120GBの3.5型ハードディスクを搭載し、Type2のPCカードスロットやUSB1.1ポート、100BASE-TX/10BASE-TのWANポートおよびLANポートを装備。PCカードタイプの無線LANカードはIEEE802.11bに対応している。また、地上波放送のほか、ケーブルテレビ放送もハードディスクに録画可能。セキュリティ機能としてVPN機能を搭載し、WEP方式の暗号が採用されているという。 長時間モードで約115時間、標準モードで約60時間まで保存が可能なHDD録画機能では、録画中の再生や、無線LAN経由で屋内のパソコンでの視聴が可能。電子番組表の参照も行なえる一方、録画した番組の傾向を学習する機能も搭載されている。 録画時のデータ形式はMPEG-2だが、MPEG-4への変換も可能でPCカードを利用することで携帯端末での閲覧も可能。 同社運営のWebサイト「シャープスペースタウン」で無償提供される「ダイナミックDNSサービス」を利用すると、外出先で携帯電話やノートパソコンから同製品へ接続できる機能も用意されている。番組予約や静止画アルバムへの画像投稿などが利用可能で、iモード端末およびJ-スカイ端末に対応している。 今回の発表にあたり、同社は都内で記者会見を開催し、同社代表取締役 副社長の新本孫宏氏などが出席して新製品のコンセプトなどが説明された。同氏は、「“いつでも・どこでも・誰にでも”というユビキタスネットワークのために、“簡単・快適・安心”していただける家族向け製品」と語った。また、同製品を今後のユビキタス関連製品の中核として位置付けていることも明かされた。
・ ニュースリリース http://www.sharp.co.jp/corporate/news/030117-1.html （関口 聖） 2003/01/17 17:15 | |||||||
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