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東京都交通局は、2002年12月10日~2003年1月7日にかけて都営バス5系統で実証実験を行なっていた、都営バスの運行状況を携帯電話などで確認できるサービス「バス運行情報」を、都営バス129系統を対象に本格的に開始する。利用料は無料。パソコンやiモード・J-スカイ・EZwebといった携帯電話のほかに、H"・ブラウザホン・ドットiなどのPHSやLモード・J-Webなどの固定電話からも利用可能で、URLを入力してアクセスする。
同サービスは、車内アナウンスやドアの開閉した時間からバスの運行状況を割り出してインターネット上で配信するというもの。バスの接近情報や到着時間の予測、目的地までの所要時間といった運行状況などが確認できるほか、ノンステップバスと一般車の運行状況をそれぞれ確認することも可能。視聴覚障害者向けに、市販の音声読み上げソフトに対応したページ(パソコン用)も用意されている。
実証実験では、初日に約31,000件、平均で約18,000件のアクセスがあった。1月8日現在アクセスが集中しているため接続が不安定となっているが、今後は対応策として、サイトのスリム化、サーバーの増強などを順次実施していく予定だという。
なお、多摩地区路線、台東区内循環バス、深夜バスは対象外となっている。都交通局によれば、多摩地区路線と深夜バスについてはシステムの問題のため、台東区内循環バスについては、台東区所有のバスを都に委託して運行しているので、バスに必要な設備を取り付けられないためとしている。
・ ニュースリリース
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2003/01/20d17100.htm
・ 都バス運行情報
http://tobus.jp/
・ 東京都、バス運行状況確認サービスの実証実験
(鷹木 創)
2003/01/08 12:18
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