エヌフォーは、ノキア・ジャパンが11月22日から国内販売を開始したPDA一体型GSM端末「Nokia 9210i Communicator」向けに日本語表示と入力を可能にするソフト「UniFEP for Communicator」のプレビューリリース版をオンラインサイトで12月24日に発売する。価格は9,800円。
「Nokia 9210i Communicator」は、Symbian OSを搭載し、4,096色のカラー液晶を装備したPDA一体型のGSM端末。900/1800MHzのデュアルバンド対応で、Eメールの送受信やワープロ機能、FAX機能、スケジューラーなどが利用できるが、日本国内での通話は不可能。今回発売される「UniFEP for Communicator」は、「Nokia 9210i」に搭載されているワープロや表計算、スケジューラーなどのアプリケーションが日本語表示・入力できるというもの。標準搭載のWebブラウザとメールソフトで日本語表示や入力も可能で、連文節変換・インライン変換をサポートしている。
インストールには、「PC Suite for Nokia 9210i Communicator」が動作するWindowsパソコン、もしくはマルチメディアカードの読み書きができる環境が必要。「Nokia 9210i」本体にも2.8MB以上の空きメモリが必要となる。ただし日本語入力エンジンと変換辞書部分だけメモリーカード上へインストールすることも可能で、その場合は日本語フォント用に1.3MBの本体メモリが必要となっている。