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富士通は、仏アルカテルと次世代移動通信システムの開発を行なう合弁会社「エボリウムSAS」を設立する正式契約を締結した。出資比率はアルカテル66%、富士通34%。
「エボリウムSAS」は、現アルカテル移動通信部門社長のミシェル・ラヒエ氏が会長に就任、従業員数は約2000人。2000年11月より業務を開始する。業務内容はW-CDMAおよびGSMの移動体通信無線インフラ機器の製品計画、開発、マーケティング、サポート。富士通がドコモ向けW-CDMA開発で培ったW-CDMA技術と、仏アルカテルのGSMシステム開発技術をあわせ、次世代移動通信システムの短期開発を目指す。システムの市場投入は、2001年度上期初頭を予定。「エボリウムSAS」では、世界の次世代移動通信システム市場の15%のシェアを目標としているという。
■ URL
富士通のニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/news/2000/09/4.html
(工藤 ひろえ)
2000/09/05 15:31
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