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ドコモ・システムズは、外出先でiモード端末から自宅のエアコンや照明機器の電源、玄関や窓の戸締りの確認・管理などが行なえるホームコントロールシステム「留守モード」を12月上旬よりマンションなどを取り扱うハウジングメーカーなどへ販売を開始する。価格は設備費が9万円～、利用料が月額1,480円～。 今回開発された「留守モード」は、iモード経由で自宅に設置した専用コントローラーにアクセスし、専用コントローラーと接続したエアコンや照明の電源ON/OFFなどが行なえるホームコントロールシステム。導入にあたっては、家庭内にパソコンを設置する必要なく、同社が提供する専用コントローラーとエアコンなどを専用アダプタ経由で接続することで利用可能。電源のON/OFFなどをエアコンと通信する際には、リモコンのように赤外線通信で行なうのではなく、「あまり知られていないが、多くのエアコンに装備されている」（担当者）という“HA端子（JEM-A規格）”を通じて行なわれる。また、コントローラーからiモード網へはISDNやADSLなどの通信回線を通じて接続される。 利用できる機能は、エアコンや照明の電源管理のほか、オプションで玄関に設置できる電子キー（閉錠のみ）なども提供される。また、窓や玄関などに戸締りを確認できるセンサーも設置可能で、窓が開くなどの異常を感知した場合は、ユーザーのiモード端末にメールで通知される。 同社では、当面マンションや住宅を手掛ける業者向けに販売していく予定で、既に2003年2月から発売予定のマンション物件への導入も決定しているという。また、2003年中には個人向けにも提供したいとしている。
・ 留守モード（ドコモ・システムズ） http://www.docomo-sys.co.jp/prod/soft/rusumode/ （関口 聖） 2002/12/05 14:48 | ||||||
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