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なお今回フォーラムを開催した３社は、ディーツーコミュニケーションズがNTTドコモや電通が出資するiモード向けの広告会社、エイワンアドネットがKDDIや博報堂が出資するEZweb向け広告会社、ジャパン・モバイル・コミュニケーションズがJ-フォンやサイバーコミュニケーションズが出資するJ-スカイ向けの広告会社となる。 今回発表された共通ルールは、広告主および広告代理店の利便性、そしてキャリアの枠を越えたモバイル広告の健全な発展を推進することを目的としており、広告掲載における各種取り決めを可能な限り共通化していこうというもの。ピクチャー型の広告の場合、入稿締切日は掲載開始日より７営業日前とし、コンテンツ型の場合は、校正回数は原則１回にするなどのルールが共通化される。 また、掲載事故の補償に関するルールも決められ、キャリアのネットワーク障害に起因する場合は補償対象外。期間限定掲載などの掲載期間を保証するコンテンツ型広告で、レップ側に責任がある場合でも、掲載期間１週間に対して延べ５時間以内の掲載事故の場合は補償対象外となることなどが取り決められた。 共通ルールを設けることについて森氏は、「究極的には広告主の利便性につながる」とし、「３つのメディアが徐々にマスメディアと呼ばれるようになり、メディア責任を果たす必要が出てきた」と述べた。最後に同氏は、「汎用性をもたせることで３社の規定をわかりやすいものにし、それがモバイル広告の拡大につながるのではないか」と語った。
同商品は、３キャリア対応のローテーション無しの広告が掲載できるほか、３つのポータルサイトで配信されているメールマガジンなどでも紹介される。価格は１式1000万円。
閉会の挨拶では、３社の社長が壇上に上がった。代表して挨拶したジャパン・モバイル・コミュニケーションズの代表取締役社長の中込洋之介氏は、フォーラムを総括しながら「日本経済が低迷する中、広告はシビアになっている」とし、「モバイル広告はそれをブレイクスルーする力がある」とアピールした。
・ ディーツーコミュニケーションズ http://www.d2c.co.jp/ ・ エイワンアドネット http://www.a1adnet.co.jp/ ・ ジャパン・モバイル・コミュニケーションズ http://www.jmobile.co.jp/ （津田 啓夢） 2002/11/13 19:35 | ||||||||||||||||
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