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「F212i」は、厚さ13mmと現在発売されているドコモ端末では最も薄いiモード端末。説明を行なった大橋氏は、「ユーザーの１割が次の買い替えでもストレート端末を希望しているというデータがある。そのうち40％がビジネスマン」と、折りたたみ型が全盛となっている現在にストレート型にした理由を語った。新端末のメインターゲットであるビジネスマンにとって「Yシャツからスッと取り出して、片手ですぐ使える」ことを目指し、スリム化を図ったという。 搭載される機能も、約４万語の基本英単語を収録した「英和辞書機能」や、待受時に時間を意味する４桁の数字（時２桁・分２桁）を入力するとアラームで通知される「クイックスケジュール機能」、数字キーに特定のアドレスと割り当てることで、メールや発話が「数字キー＋メールボタン」「数字キー＋発話ボタン」と２回ボタンを押すだけで操作できる「ツータッチ機能」など、「ビジネスマン向けに絞りこんだ」（大橋氏）ものが用意されている。 また、ボディカラーも爽やかな風をイメージした「ブリーズシルバー」と光沢で高級感を演出している「ダークメタル」と、こちらでもメインターゲットを強く意識している。 このほか、６日に発表された「SO212i」と同様に、本体を紛失した場合でもあらかじめ登録しておいた電話番号（最大３つまで登録可能）から１分以内に５回コールすると、操作をロックできる「遠隔ダイヤルロック機能」や、設定した金額まで通話料金が達すると通知される「通話料上限通知機能」なども搭載されている。ただし、ドコモによれば「212iシリーズの共通機能ではない」とのこと。 「F212i」の大きさは、128×44×13mm（高×幅×厚）で重さは約70g。1.8インチで６万5536色まで表示可能なTFT液晶を装備。キーボタンは従来機種よりもサイズが大きく、またフォントも大きいものが採用されているほか、押した際のカチカチ音が小さくなるように配慮された設計が施されているという。左側面には誤操作を防ぐスライド式キーロックが配されている。
・ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew1108a.html ・ 製品情報 http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/212i/f212i/f212i.html （関口 聖, 津田 啓夢） 2002/11/08 15:58 | |||||||||||||||
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