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ドコモ、カメラを2つ搭載した薄さ18.8mmの「P504iS」

 NTTドコモは、50Xiシリーズで初めてカメラを搭載した松下通信工業製iモード端末「ムーバ P504iS」を12日から発売する。価格はオープンプライス。今回の発表にあわせ、同社では発表会を開催し、松下通信工業の開発関係者も出席して、デモンストレーションが行なわれた。

 今回発売される「P504iS」は、50Xiシリーズ初の松下通信工業製カメラ付きiモード端末。背面およびメインディスプレイ下部に11万画素CCDカメラを搭載し、先代モデル「P504i」から2mm厚くなっているものの、18.8mmという薄さを実現している。メインディスプレイは約2.1インチ、背面のサブディスプレイは約1.1インチの6万5536色表示可能なTFT液晶を装備。背面液晶はファインダーとして利用することができないが、カメラを2つ搭載したことで、前面のカメラとメインディスプレイを使用することで、思い通りの構図で撮影できる。

 前面カメラは“自分撮り”のニーズに対応するため、広角レンズが採用され、横に3人並んで撮影した場合でも画像内に収まるようになっている。カメラ起動時にメールボタンを押すと、前面・背面のカメラ切り替えが可能なほか、iアプリメニューボタンを押すと撮影できる画像サイズを「プリクラサイズ」「通常」「画面全体」の3段階に切り替えることも可能。

 このほか、データフォルダの画像を背景に指定し、ハート型などのフレームとして撮影できる「マルチショット機能」や、暗い場所での撮影時に感度を上げる「ナイトショットモード」、他の504iSシリーズ(504i除く)と赤外線通信で画像交換が行なえる機能がサポートされるなど、数多くカメラ関連の機能が用意されている。

 iアプリからカメラを起動して撮影できる機能もサポートされ、松下通信工業の同社製iモード端末用サイト「P-SQUARE」では、撮影した画像をメニューアイコンに設定できるiアプリ「ランチャーメーカー」が提供される。先代P504iで好評だったメニューアイコンのカスタマイズ機能がカメラ搭載に対応された印象で、より自由なカスタマイズが可能になるという。

 「P504iS」の大きさは、100×50×18.8mm(高×幅×幅)で、重さは約110g。連続待受時間は約550時間で、連続通話時間は約140分。ボディカラーは、クールシルバー、ブラックグリッド、カジュアルピンクの3色。「P504i」と同様のキー配列となっているほか、「ワンプッシュオープン機構」も引き続き採用されている。

 「P504iS」の説明を行なった松下通信工業の高木 美穂氏は「(P504iSの特長は)ダブル液晶・ダブルカメラ・ランチャーメーカー」と強調。続けて「これから年末に向けて、忘年会やクリスマスなど様々なイベントで活躍する端末ということを訴求していきたい」と述べた。


左から「カジュアルピンク」「ブラックグリッド」「クールシルバー」

メニューアイコン キー配列はP504iと同等 左:P504iS  右:P504i

カメラ起動時にはメールボタンを押すことで画像サイズを変更できる。

・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew1108b.html
・ 製品情報
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/504i/p504is/p504is.html


(関口 聖, 津田 啓夢)
2002/11/08 15:58

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