| ||||||
|
スカイウェイブは、PDAを利用して無線LAN経由でIP電話が可能になるソフト「SkyPhone for PDA」の提供を開始した。当面は法人向けに提供され、価格は10ライセンスで９万8000円～。 今回リリースされた「SkyPhone for PDA」は、VoIPの次世代プロトコルである「SIP（Session Initiation Protocol）」に対応したPDA向けIP電話ソフト。音声Codecは「G711」を採用。SIP対応の機器やMicrosoft MSN Messnegerなどのソフトウェアを利用するか、SIP対応のゲートウェイを経由すれば、固定電話やパソコンなどPDA以外の機器とも通話できる。 相手の識別に必要な“電話番号”は、メールアドレスに似たSIPアドレス（個人名＠ドメイン）が割り当てられる。通話機能以外にも、電話帳に登録されている相手の状態（通話可能など）が判別できる「プレゼンス機能」も用意されている。同ソフトが動作するPDAは、OSにPocket PC 2002を搭載した端末で、東芝製「GENIO e550G/e550x/e740」、富士通製「Pocket LOOX FLX2H」など。無線LAN環境での通話が可能で、メルコ製「BUFFALO WLI-PCM-L11」が推奨されている。 同社では、SIP対応のIP電話サービスを予定しているフュージョンコミュニケーションズと現在接続試験を行なっているが、「（異なるプロトコルを利用しているYahoo! BBの）BBフォンとは通話できない」という。 価格はケースによって異なるが、基本パッケージとして10ライセンス９万8000円から提供されるほか、システムも含めたパッケージも提供予定という。また個人向けに提供される予定については「来春以降」とのこと。 スカイウェイブでは、鷹山と協力して国際電話でのIP電話サービスをかねてより予定しているが、今回発表された「SkyPhone」は利用されない見通し。 ・ ニュースリリース http://www.skywave.ne.jp/news/skyphone_pda.htm ・ 製品紹介 http://www.skywave.ne.jp/skyphone/pda01.htm （関口 聖） 2002/11/06 20:10 | ||||||
|
|