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小学館は、同社の運営する子供(主に小学生)を対象としたマーケティングリサーチサービス「おしえて ネットくん調査隊」において、「子ども世論調査 デジタル機器所有状況アンケート」を実施し、その結果を発表した。調査期間は、2002年6月1日~10月15日で、全国の「おしえて ネットくん調査隊員」(小学生の男女合計1175人)を対象としたもの。
同調査によると、「自分専用携帯電話をもっている」と答えた小学生は5%にとどまった。また、「もっていない」と回答した小学生のうち、「携帯電話をほしいと思うか」の質問では、「ぜったいにほしい」の33.4%と「どちらかというとほしい」の42.5%を合わせた「欲しい」の合計は、7割を上回る結果となっている。
この結果について同社では、出会い系サイトに代表される使用環境に問題があり、「まだ、子どもが安心して専用の携帯電話を使用させる環境にない」と家庭で判断されているのではないかと分析している。また、子供の携帯電話の所有に対する欲求が非常に高いことから、子供が安心して使用できる環境整備が、子供への携帯電話普及を加速するとしている。
同調査ではこのほか、小学生の1割以上(13.3%)が自分専用のパソコンを所有していることや、パソコンの利用目的の1位が、Webサイトの閲覧であることなどが明らかにされている。
・ 「おしえて ネットくん調査隊員~information~」
http://research.webshogakukan.com/netkun/
(津田 啓夢)
2002/10/30 15:00
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