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アドバンスト・メディアは、Pocket PC 2002搭載のPDA向けに音声認識処理システム「AmiVoice DSR for Pocket PC」を10月上旬より提供する。 AmiVoice DSR for Pocket PCは、AirH"やP-inシリーズなどのデータ通信カード一体型のPHSを利用して、ユーザーが入力した音声を分割してサーバー経由で文字に変換する音声認識システム。音声認識処理には、PDA側で音の高さや言葉の区切りを判断して音声を分散して認識する技術「DSR（Distributed Speech Recongnition）」を採用。分割された音声はリアルタイムに音声認識サーバーに送信され、PDAに文字情報として反映される。アドバンスト・メディアでは、音声を分割してサーバーへ送信するので、12kbps程度の通信速度があればほぼリアルタイムでの音声認識が可能だとしている。 同システムは、主に業務用途での利用が見込まれ、キーボードやスタイラスを使用しなくともPDAを使って営業報告書などを作成することができる。業務アプリケーションについての実装は、HTML形式をはじめユーザー固有のプログラムへの対応も可能。 同システムは、NEC製のPDA端末「PocketGear」への実装が予定されており、アドバンスト・メディアでは今後、東芝製の「Genio e」シリーズやコンパックの「iPAC」シリーズ、日本ヒューレット・パッカードの「jornada」シリーズなどへの対応も予定している。 ・ ニュースリリース http://www.advanced-media.co.jp/DSR.html （津田 啓夢） 2002/10/07 18:49 | ||||||
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