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コネクトは、NTTドコモの504iシリーズに搭載されている赤外線通信機能とiアプリを組み合わせて、Webサイトをブラウンジングできるシステム「０（ゼロ）パケット」を開発した。また新システムに対応した商品として、プラネックスコミュニケーションズからブロードバンドルータが発売予定となっている。 今回開発された「０パケット」は、コネクトとリンク・エボリューションが共同開発した携帯電話向け赤外線通信プログラムキット「Infrared Contents Exchange for iAPPLi」を応用したもの。コネクトでは、同キットを活用したiアプリとして、第一興商の通信カラオケシステム「DAM」で、曲のリクエストができる「リモコンアプリ」を提供している。プラネックスのルータを利用する場合は、携帯電話端末にあらかじめ専用のブラウザアプリをダウンロードしておくことで、ルータの設定やiモードサイトの閲覧が可能になっており、通信費をかからない状態で、インターネットに接続できる。 コネクトでは９月25日～27日まで開催されていたJava開発者向けイベント「JavaOne」において、デモ展示を行なっていた。担当者によると発売予定のルータは、「赤外線通信モジュールが内蔵されるか外付けになるかは未定」だという。映画館や店舗などに設置して、手元にパソコンがない環境でもメールチェックや軽いブラウジングができるとのこと。また店舗で活用される場合は「店舗独自のコンテンツ提供も可能」として、赤外線通信機能によって、これまでにないサービスやブラウジング環境の提供を行なっていきたいとした。 このほか、同社のブースでは、９月25日に発表した携帯電話を赤外線リモコンにできるアダプタや、赤外線通信を活用したチケットレスシステムも展示していた。
・ コネクト http://www.connect-tech.co.jp/ ・ コネクト、携帯電話を赤外線リモコンにできるアダプタを開発 ・ 第一興商、504i端末からDAMのカラオケ曲を予約できるiアプリ （関口 聖） 2002/09/27 19:49 | ||||||||||||||
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