ゼンテック・テクノロジー・ジャパンは、P504i専用iアプリ開発支援ツール「i-JADE Basic for P504i Mac OS X」の販売を開始した。販売価格は9800円で、同社の販売サイトでダウンロードできる。
「i-JADE Basic」は、iアプリで使用されているNTTドコモ独自のJava規格「DoJa」に対応し、パソコン上で動作する携帯電話エミュレーター。「DoJa2.0」に対応した開発ツールと組み合わせることにより、iアプリの作成からデバッグまで一元的に行なえる。「i-JADE Basic for P504i」は、「DoJa2.0」で新たに定義された「Option API」を一部実装し、P504i向けiアプリの開発に対応したものとなっている。
今回発売となった「i-JADE Basic for P504i Mac OS X」は、すでにWindows版として発売されていた「i-JADE Basic for P504i」をMac OS X版として移植したもの。同社によると、Mac OS 独自のユーザーインターフェイス「Aqua」などの特徴を最大限活用しているという。なお、パシフィコ横浜で開催中の「The 2002 JavaOne Conference in Japan (JavaOne)」において同製品がデモ展示されている。