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ドコモ、次世代通信網向けマルチメディアコンテンツ配信技術

 NTTドコモは、米ヒューレット・パッカードの研究機関であるヒューレット・パッカード研究所、および日本ヒューレット・パッカードと共同開発した動画など大容量のマルチメディアコンテンツを配信できる分散サーバー技術「Mobile Streaming Media Content Delivery Network(MSM-CDN)」の実験に成功したことを明らかにした。

 今回実験に成功した配信技術は、移動しながら利用するというモバイル環境での利用に対応し、特定のコンテンツに急激なアクセスが行なわれた場合でも安定した配信が行なえるというもの。3G端末やその後の次世代通信網での活用が想定されている。

 複数の配信サーバー、およびそれらを管理するサーバーを設置して、配信サーバーの負荷状態やネットワークの状況を監視。急激なアクセス増大や、ユーザーが移動した場合などに最適な配信サーバーが自動的に選択され、ネットワークの遅延などによる品質低下を防ぎ、安定したコンテンツ配信が行なえるという。

 また、コンテンツサーバーと配信サーバーの通信、配信サーバーから端末への通信には3GPPが定めた音声や動画コンテンツを3Gパケットネットワーク上に配信するための規格「3GPPパケットストリーミングサービス」が用いられており、ネットワーク間の相互接続性を高めることができる。

 同社では、新技術を活用したFOMA向けサービスについては「模索している段階」としている。


ネットワーク構成図

・ モバイル環境におけるマルチメディアコンテンツ配信ネットワーク技術を実証
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0919.html


(関口 聖)
2002/09/19 15:45

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