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説明会の中で明らかにされたのは、NEC製のCF型端末「AH-N401C」、富士通製のUSB型端末「AH-F401U」、SII（セイコーインスツルメンツ）製のSDカード型端末「AH-S101S」の３製品。このうちSII製のものについては、同日、SIIから発表されている。
なお、同製品の製造はNECインフロンティアが行なうが、ブランドとしてはNECの名前で販売されることになる。DDIポケットによれば、秋口にも登場する予定だという。 富士通製の「AH-F401U」は、パソコンのUSBポートに装着して利用できるデータ通信端末。こちらも128kbpsおよび32kbpsのパケット通信のほか、回線交換（PIAFS）による64kbpsデータ通信、フレックスチェンジ方式によるデータ通信をサポートしている。USBポートの向きを問わない270度回転コネクターが採用されているほか、ヒンジ部分についても180度可動となっており、折りたたんでコンパクトに持ち歩ける。 大きさは29×110×13mm、重さは約35g。こちらも今秋発売予定となっている。また、当初はWindowsパソコンのみで利用可能となる見通しだが、発売後のバージョンアップでMac OSにも対応するとのこと。
DDIポケットでは、PDAのみならず、デジタルカメラやデジタルビデオなど、各種家電製品でも同端末を使えるように各メーカーに働きかけていきたいとしている。年末のボーナス商戦に市場投入される見通し。 これから年末に向けてデータ通信端末が続々と発売されることになるが、DDIポケットの取締役 営業本部長、土橋匡氏は、「年末商戦も圧倒的勝利を飾れるようにがんばって行きたい」と自信のほどを語った。 ただ、その一方で、音声端末については九州松下電器製の「KX-HV210」の発売が目前に迫っているのみ。カメラ付き端末が発売される可能性については、「SDカード型端末も発売されることもあり、どちらかというとカメラにPHSを内蔵するという方向。音声についても、データ通信カードで音声も使えるようにするという方向ではないか」と語り、今後しばらくはデータ通信を中心としたビジネス展開になることを示唆した。 ・ DDIポケット http://www.ddipocket.co.jp/ ・ SII、AirH"対応のSDカード型端末を年内発売 ・ AirH"の128kbpsパケット通信に対応したCFカード型端末 ・ 松下、「エッジeメール」対応の折りたたみ型端末「KX-HV210」 （湯野 康隆） 2002/09/05 18:45 | ||||||||||
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