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三菱地所とNTTドコモは、丸の内再開発地区において最先端のITモバイル地区を創造するための詳細な検討を、今後共同で実施していくと発表した。両社は、三菱地所の街づくり、ビル運営のノウハウと、NTTドコモの移動通信インフラ技術及びモバイルマルチメディアサービスのノウハウを融合し、最先端ITモバイル地区の実現を目指す。 両社は当面の取り組みとして、現在ビル単位での導入となっているFOMAのビル内基地局を、丸の内ダイレクトアクセスの光ファイバー網を使って同地区の三菱地所所有のビルに一斉に導入、ビル内でのFOMAサービスの利用環境を構築する。また、丸ビルなどのカフェチェーン等にNTTドコモの公衆無線LANサービス「Mzone」を拡大していくことなども行なうという。 このほか、三菱地所が提供する丸の内エリアの情報サイト「marunouchi.com」のiモード版や、地区内の各種イベントで２次元バーコードや非接触IC、504iシリーズの赤外線通信機能を組み合わせた電子認証システムの導入なども検討もしている。 両社は今後、三菱地所が11月末より開設するビジネスパーソンのための会員制交流施設で、２次元バーコードや赤外線通信機能を利用した電子会員証システムを導入するほか、丸ビル内でFOMAなどのテレビ電話機能搭載端末を使ったテレビ会議システムも導入するとしている。 ・ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0904.html （津田 啓夢） 2002/09/04 17:57 | ||||||
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