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ドコモ四国、iモードとDoPaでビニールハウスを遠隔監視

 NTTドコモ四国は、ASPサービスの新形態として、温度・水温等のセンサーが感知した情報をDoPa網経由でセンターに送信、さらにインターネット経由でiモード端末へ通知できる遠隔監視・制御サービス「アイモニコン」を9月9日から提供する。ビニールハウスやいけすを利用する産業を主なターゲットとしており、現場に設置されるセンサーおよび通信機器にはソーラー電源が採用されている。

 今回提供される「アイモニコン」は、センサーを用いた農業や漁業従事者向けに提供されるASPサービス。監視用機器の電源には、太陽光によるバッテリーが採用されているため、ビニールハウスや海辺の養殖用いけすなど、電源を確保しにくい環境でも安定した監視・制御が行なえることが特長。またセンサーから送信されるデータを扱うサーバーは同社が運用するため、サーバー導入やメンテナンスへのコストが低減される。

 センターと現場センサーを結ぶ親機は、DoPa1回線の契約が必要だが、1台で最大100台までの子機を監視・制御できる。サービス開始当初は温度監視、水温監視、溶存酸素濃度監視の3種類のセンサーが提供されるほか、同社ではニーズが高まれば、防犯センサーなどの追加機能を提供していくという。

 ユーザーが利用できるサービスメニューは、異常発生などを知らせる「警報通知」、設定した時間に現状を通知する「定時メール」、現在の状況を参照できる「モニタリング」、蓄積されたデータを参照できる「ロギング」の4種類。iモード端末だけではなく、パソコンからも同様のサービスを利用でき、センサーの電源制御も可能。

 利用料は、初期費用として親機の登録料が1台1万円、子機が1台につき1000円。ASPサービスの利用料は月額2800円(子機5台まで)、子機を5台追加するごとに月額料金に500円加算される。また同サービスの利用に必要な親機・子機はリース、もしくは販売されるが、販売価格は親機が25万円、子機(センサー込み)が8万円。

 同社では、需要があれば他地域のグループ会社を通じた全国展開も行なっていきたいとしている。


「アイモニコン」システム概要図

・ NTTドコモ四国 プレスリリース
  http://www.docomo-shikoku.co.jp/ja/newinfo/2002-09/02-imoni.html


(関口 聖)
2002/09/03 20:11

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