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今回発売されるPHS機能を内蔵したWorkPadは、従来のWorkPad（8602-30J）にPHSカードを内蔵したもの。すでに企業向けの販売や、一部店頭での個人向け販売も始まっている。8602-30Jに比べると若干重くなっているが、デザインに変更はない。Palm OS 3.1を搭載し、内蔵メモリは4MB。ブラウザソフト「PalmScape」とメールソフト「JotMail」「MultiMail」、辞書ソフトが同梱される。 内蔵するPHSは、音声通話ができないPIAFS 1.0のデータ通信機能専用のもので、最大通信速度は32kbps。自営モードはサポートされておらず、親機との通信はできない。 日本IBMでは、電話番号を取得していないモデル（8602-31J）の購入者向けに、ホームページ上でアステルとNTTドコモでの契約方法を案内する。同社によると、同製品でDDIポケットと契約することはサポートされておらず、DDIポケットに持ち込んで電話番号を入れてもらおうとしても、受付を拒否される可能性があるという。 一方、東京電話アステルの電話番号を取得しているモデル（8602-31A）では、購入時に料金プランなどを選ぶことができるが、契約は東京電話アステル（TTNet）のみで。ほかの地域会社と契約する場合は8602-31Jを購入し、別途契約する必要がある。 なお、今後は店頭での販売も拡大される予定で、PCショップなど入手可能となる見込み。店頭販売ではNTTドコモやDDIポケットの電話番号の入ったモデルが販売される可能性もある。ただし、日本IBMでは現在のところPHSモジュールのみでの販売は予定していない。 ■ お問い合わせ先 ダイヤルIBM Tel: 0120-04-1992 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.jp.ibm.com/NewsDB.nsf/2000/11211 ShopIBM http://www.jp.ibm.com/shop/shopibm/ （白根 雅彦） 2000/11/21 14:23 | ||||||
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