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東芝と東芝ロケーションインフォ（TLI）は、ａｕのGPSケータイを利用した法人向けの位置情報提供サービスを10月からスタートする。 今回提供される位置情報サービスは、ａｕが提供しているGPSを利用した位置情報サービス「eznavigation」に対応したGPSケータイ向けに提供されるもので、法人を主な顧客層としている。営業担当者など外勤者の位置を把握できる「位置情報サービス」では、検索用ソフトがインストールされた企業内のパソコンとTLIの位置情報センターをインターネット経由などで結び、オフィスから外勤者の位置を地図上で確認できるほか、指示などを送ることもできる。 また中小企業やSOHOでの利用を想定した「e-日報サービス」は、移動や客先での打ち合わせといった状況を、その都度GPSケータイから発信しておくことで、１日分の日報作成用データがまとめてメール送信される。このサービスでは利用する企業内に位置を把握するためのシステムが不要となり、より手軽に導入できるとしている。 このほか、家庭や個人利用向けサービスとして「e-Locationサービス」も提供される。これはインターネットに接続できる携帯電話からGPSケータイの位置確認ができるほか、GPSケータイから位置情報をメールや自動音声で通知できるというもの。またコールセンターに位置情報の検索を依頼することもできる。 TLIでは、同様のサービスをDDIポケットのfeelH"対応端末向けにも提供しているが、今回ａｕのGPSケータイにも対応したことで、既存のユーザーは利用する端末を追加するだけでシステムなどがそのまま利用できる。 利用料は、「位置情報サービス」が１台あたりの加入料が3000円、月額利用料が500円、位置情報を１回検索する際に５円、「e-日報サービス」は１台あたりの加入料が2000円、月額利用料が1100円、「e-Locationサービス」は１台あたりの加入料が1000円、月額利用料が300円となっているほか、１回の住所表示が30円、コールセンターへ依頼した場合は300円となっている。 ・ ニュースリリース http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_08/pr_j1301.htm （関口 聖） 2002/08/13 18:51 | ||||||
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