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[VAIO Expo 2000]一堂に会したソニー新製品
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社長兼COO 安藤氏
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ソニーは9月9日、10日に東京「品川インターシティホール」にて開催される「VAIO Expo 2000」に先立ち、同会場で報道関係者向けにVAIOの新製品発表会を行なった。
発表会の冒頭では、飛び入りでソニー社長兼COOの安藤氏が登場し、ネットワークによるハードとコンテンツの融合や、個人によるネットライブストリーミング=「パーソナルキャスティング」を実現させる製品の登場を挙げ、「VAIOシリーズは新しいフェーズに入った」と述べた。
発表会では「パーソナルキャスティング」をコンセプトに掲げたズームレンズ付き「VAIO GT」と、パイプ椅子をイメージしたという「VAIO QR」のコンセプトモデルがお披露目された。いずれも企画段階であるとしながらも、今年末から来年初頭の商品化を目指しているという。
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VAIO GT
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VAIO QR
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イメージステーション
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また、パーソナルITネットワークカンパニーおよびITカンパニーのプレジデントの木村氏は「1997年の登場以来、AV機器などと接続することで進化してきたVAIOワールドに、新たにインターネットサービスが融合されると述べ」ソニーが新たに提供するネットワークサービス「イメージステーション」と「CLIE Plaza!」を紹介した。
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CLIE Plaza!
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イメージステーションはすでに米国で提供されているネットワーク上で画像を管理するサービス。国内では15日から正式開始だが、試験公開はすでに開始されている。同サービスではユーザーは無料でソニーの提供するサーバースペースに画像をアップロードし、公開することができる。現在はPCのみからの利用となるが、ソニーでは将来的にはソニー製Palm OS搭載機「CLIE」からも利用可能にし、携帯電話からの利用もありうるとしている。
CLIE Plaza!は9月1日に開始されたPalm OS搭載機向けのサイト。Palm OS搭載機向けのマンガや動画などの各種コンテンツや、Palm向けサイトへのリンクを集めたポータルサービスも提供される。
VAIO Expo 2000の会場には、同日発表されたVAIOの新機種のほか「Future Technology」としてBluetooth内蔵のVAIO C1、Bluetooth内蔵のカメラ付きPDAなどのBluetooth機器のコンセプトモデルが展示されていた。このほか、メモリースティックDuoを利用したメモリースティック大のオーディオプレーヤーなど、多数の小型機器のコンセプトモデルのモックアップが展示されていた。
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メモリースティック大のオーディオプレーヤー
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メモリースティックDuoを搭載したデジタルスチルカメラ
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PDA機能を持った携帯電話
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CLIEとケータイを同時収納可能なケース
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会場の入り口近くでは、9月9日に発売を控えたCLIEの展示が大々的に行なわれており、CLIEに搭載されるアプリケーションのデモやCLIE Plaza!のコンテンツの紹介が行なわれていた。さらに会場では「CLIE専用のハードウェア」として、CLIE用のケース、スタイラスや折りたたみキーボードも展示されていた。
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ターガス・ジャパンによる折りたたみキーボード
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CLIE用のケースとスタイラスはソニーの関連企業が製作したもので、商品化する予定だが、具体的なスケジュール・販路などは未定。また、提供予定があるのはケース・スタイラスともにベーシックカラーである黒のみで、カラーバリエーションについては商品化未定としている。
折りたたみキーボードはターガス・ジャパンによるもので、展示品はCLIE用のものではないが、CLIE用のものが今年12月ごろに1万2000円程度で発売される予定となっている。
■ URL
VAIO Expo 2000のホームページ
http://vaio.sony.co.jp/VAIOexpo/
イメージステーション
http://www.jp.imagestation.com/
CLIE Plaza!
http://www.peo.ne.jp/
(白根 雅彦)
2000/09/08 21:34
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