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日経リサーチ調査、「1年半が買替時期、メーカーに愛着薄く」

 日経リサーチは、携帯電話所有者3万人を対象に「ケータイの買い替え」をテーマにした調査を2002年7月3日~7月8日にかけて実施した。調査はインターネット上で行なわれ、有効回答数は1万8570人。有効回答数の男女数は男性が7865人、女性が1万705人。買い替えのタイミング、買い替えにあたってのキャリアや端末メーカーの変更について、今後の消費者動向が窺える結果となった。

 ユーザーが利用しているキャリアの調査では、NTTドコモが50.4%、J-フォンが24.1%、auが16.6%、ツーカーが8.8%となり、ドコモの圧倒的シェアがここでも明らかにされた。またそれぞれのキャリアで利用されている端末メーカーは、ドコモはNEC、J-フォンはシャープ、auはサンヨーとソニー、ツーカーは京セラと東芝が人気を集めている。

 また、現在使用している携帯電話が2台目以降と答えたユーザーに対し、直前まで利用していた端末の使用期間における調査では、1年~1年半と答えたユーザーが最も多く36.7%を占め、次いで1年半~2年未満としたユーザーが20.6%となり、平均で1.6年という結果になった。次いで今利用している端末を使用する予定期間について、1年~2年未満と答えたユーザーが43.1%と半数近い数字となった。

 今後の端末買い替えにあたっては、買い換えたばかりのユーザーでは1年以内との回答は20%強であったが、他のユーザー層では半数が1年以内の変更を希望している結果が出た。

 このほか、端末買替にあたってキャリア、メーカーの変更を行なったかという設問に対して、「どちらも変更なし」と答えたユーザーが51.6%となり、32.3%のユーザーは「同一キャリアでメーカー変更」としている。同一キャリアでメーカー変更を行なったユーザーではパナソニックからNECに買い換えたユーザーが最も多く、その理由としては「他のメーカーから欲しいデザインが出たので」とする回答が50.5%を占めた。また1割強のユーザーはキャリア変更を行なったと回答し、その中でもドコモからJ-フォンへの変更パターンが14.3%と最も多く、45%はシャープ端末を選んでいる。

 「次のケータイ」に関しては、35.8%のユーザーが「同一キャリアでメーカーはこだわらない」と回答した一方で、キャリアに関わらずメーカー変更を積極的に望んでいるユーザーは1割にも満たない結果となり、メーカー自体へのこだわりを持たないと推測できる内容となった。メーカーを変更したいと回答したユーザーでは、NEC端末へ人気が集中し、その理由として「形状」が挙げられている。


・ 日経リサーチ
  http://www.nikkei-r.co.jp/


(関口 聖)
2002/08/07 18:52

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