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鷹山とスカイウェイブは、専用PHS端末を利用し、国際電話専用プリペイドカードまたは国際電話ポストペイドサービス（料金後払い方式）を用いた国際IP電話サービスを今年10月から開始すると発表した。両社では、サービス開始から１年間で10万人の利用者獲得を目標としている。 両社が10月から開始する国際IP電話サービスは、鷹山が東京通信ネットワーク（TTNet）より譲り受けたPHS網と、スカイウェイブのVoIPインフラ「NetManager」を用いて、首都圏在住の外国人やビジネス渡航者向けに提供するもの。 スカイウェイブでは、日本をはじめ、ブラジルやフィリピンなどでIPネットワークを構築しており、今回のサービスのインフラとなる同社のNetManagerは、総合的な通信管理システムで、認証や課金、通話トラッキング、ネットワーク管理などをIP上でリアルタイムに行なうことができるという。 これに鷹山が専用のPHS端末とPHS網を提供する形となり、国際電話専用のプリペイドカードやポストペイドサービスを用いて、世界230カ国への通話が可能な国際IP電話サービスを低価格で展開していくという（通話料は各事業者の設定料金に準じる）。専用PHS端末の製造メーカーや仕様などの詳細は、まだ明らかにされていない。 なお、今回発表されたサービスとは別に、鷹山では、今秋より東京23区内や全国主要都市部を皮切りに、PHSやページャー、無線LANを組み合わせた国内向けのIP電話サービスを独自に開始する予定となっている。 ・ プレスリリース（鷹山） http://www.yozan.co.jp/pressrelease/pressrelease_jp.php3?n=200208010055 ・ スカイウェイブ http://www.skywave.ne.jp/ （松下 麻利） 2002/08/02 13:41 | ||||||
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