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オムロン、画面表示と音声を連動させる検索技術を開発

 オムロンは、携帯電話などの情報端末において、音声入力でキーワード検索し、その結果を画面表示させる情報検索技術を開発したと発表した。

 新技術は、オムロンと米Nuance Communications社が提携・開発した音声対話制御ソフトウェア「Nuance Voice Web Server」をベースに開発されたもので、音声入力のハードウェアと画面表示を行なうハードウェアを関連させて制御する技術や、「Nuance Voice Web Server」で認識した音声をWebサーバーに通知して携帯端末へ検索結果の表示を行なう同期制御技術などが含まれている。また、日本語VoiceXMLをベースにした独自言語を開発し、音声対話型のコンテンツをより簡便に制作できる環境も提供される。

 これにより、携帯電話でのキー入力の煩雑さを解消するとともに、音声認識技術のみのサービスでは困難であった情報の一覧表示などが可能となり、新技術を応用した画像や音声など複数のデータを扱う「マルチモーダルサービス」では、鉄道や航空など旅客サービスにおける予約状況の表示や、コンテンツ配信サービスにおけるリソース検索などが、携帯電話上でも簡便に行なえる。

 新技術を1台の端末で利用するためには、NTTドコモのFOMA端末で提供されているマルチアクセスのように音声通話とデータ通信を同時に行なえる必要があり、現在普及している携帯電話やPDAでは、音声入力で検索した結果をメールで受け取るか、別の端末で表示させる必要がある。

 同社では、今後普及が見込まれるIP電話や次世代携帯電話などのネットワークインフラが普及するとともに、新技術の活用範囲が広まるとみている。


新技術イメージ図

・ プレスリリース
  http://www.omron.co.jp/press/c0716.html


(関口 聖)
2002/07/16 18:10

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