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NTTドコモ東海などが組織するDPSプロジェクトは、岐阜県大野町の住民を対象に育児支援のメール、音声情報サービスの実証実験を７月８日に開始する。 DPSプロジェクトは、ドコモ東海を中心としたドコモグループ、松下電器グループ、岐阜県、ソフトピアジャパンによって組織された研究開発プロジェクト。岐阜県が進めるIT戦略の一部として位置づけられている。 今回の実証実験のサービス内容はiモードから育児の悩みを相談すると専門家によるメールカウンセリングが受けられたり、事前登録した内容に従い、子育て情報のメールが届くサービスなど。カウンセリングやアンケートを通じて自治体が住民のニーズを把握し、行政に活用するとともに、地域ぐるみで子育ての支援体制を確立させるのが狙い。 スケジュールは７月８日～９月27日となっており、岐阜県大野町でおよそ100名のモニターを対象に前述の実証実験を行なった後、画像情報を含む実験を10月～12月に、位置情報を含んだものを2003年１月～３月に行なう予定。いずれの実験も福祉関係のもので、自治体と住民を結ぶモデルを念頭において行なうという。2003年度にはこれら実証実験の成果を踏まえ、統合型のサービスを開発していく。 ・ ニュースリリース http://www.docomo-tokai.co.jp/2002/normal_hp/news/0702a.html
（伊藤 大地） 2002/07/02 13:03 | ||||||
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