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「αメッセンジャー ver.1.0」は、３キャリアのJava対応機（iアプリ・Javaアプリ・ezplus）上で動作するインスタント・メッセンジャー。対応機種は、NTTドコモのiアプリ全対応機種、J-フォンの51シリーズ、ａｕの3000/5000シリーズとなり、キャリアの異なるこれらの機種間で、メールアドレスを使用することなくリアルタイムにメッセージ交換を行なえる。 アルファーテクノロジーでは、このメッセンジャー・システムをASPサービスとして提供を開始。導入側の企業では、メッセンジャーのロゴやアイコンをカスタマイズでき、顧客や会員にJavaアプリケーションとして配布できる。提供価格は、50人の同時アクセスを保証した場合で登録料が10万円、月額利用料と年間保守料がそれぞれ各５万円。なお、同ASPサービスにおけるJ-フォン向けの配信については、パケット対応機（51シリーズ）向けJavaアプリの企業利用を可能にする、J-フォンの「法人向けJavaアプリ配信ソリューション」を利用して提供されている関係で、J-フォンのJavaアプリは51シリーズのみの対応となっている。 利用ユーザーは、同メッセンジャーのアプリケーション（10KB程度）をダウンロードし、会員登録（ID取得）後、他のユーザーをメンバー登録することでメッセージ交換が可能。メンバーは最大15人まで登録でき、ID番号を知らない相手とはメッセージの送受信はできない。登録メンバーの現在の状態を確認できる「プレゼンス機能」も用意されている。また、機種変更や契約キャリアの変更を行なっても、アプリケーションを再ダウンロードすれば、友達リストやメッセージの過去ログなど、従来のデータをそのまま引き継げるようになっているという。通信料はキャリアにより異なるが、目安としては、１メッセージ１～２円程度で、アプリケーションのダウンロードからメンバー登録などの作業を一通り行ない、５回程度のメッセージ交換をした場合は20～30円程度になるという。 同社では今後、メッセンジャー画面に貼られたリンクから企業サイトなどへアクセスし、広告などに活用できるブラウジング機能や、グループウェア機能、PDAやパソコンとの連携機能などを順次追加し、バージョンアップする予定。なお、αメッセンジャーはJava対応機向けのデモサイトが用意され、体験版をダウンロードすることで対応機種からメッセンジャー機能を体験できる。 また、このASPサービスはシンクウェアですでに導入され、同社の携帯電話向けポータルサイト「WAPNAVI」上で「わぷなびメッセンジャー」として無償提供が開始されている。対応機種はαメッセンジャーの対応状況に準じ、シンクウェアでは今後、わぷなびメッセンジャーを利用してリアルタイム性の強いユーザー参加型のイベントを企画する予定だという。 ・ 「αメッセンジャー」ニュースリリース（PDF） http://www.alpha-m.jp/pr0701.pdf ・ 「αメッセンジャー」サービス案内 http://www.alpha-m.jp/service/contents/index.html ・ 「αメッセンジャー」デモ用登録サイト（Java対応機向け） http://www.alpha-m.jp/mobile.html ・ シンクウェア http://www.thinkware.jp/ ・ WAPNAVI（携帯電話・パソコン共通） http://wapnavi.net/ ・ J-フォン、法人向けのJavaアプリ配信ソリューション （松下 麻利） 2002/07/01 14:51 | ||||||
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