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【CommunicAsia2002】
ソニー・エリクソンはPDA型端末「P800」など新製品を展示
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ソニー・エリクソンのブースでは、17日に発表されたばかりの端末が展示されている。今回発表された端末はほとんどがシンガポールでも使えるGSM方式とあってか、最新端末の展示には大きな人だかりができていた。
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P800
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P800はPDA型の最新端末。OSにはSymbian OS v7.0を採用しており、メモリースティックDuoスロットとジョグダイヤル、CCDカメラ、Bluetoothと赤外線通信の機能も搭載する。画面は4096色208×320ドットのタッチパネル式。
900/1800/1900の3種類のGSM帯域に対応するいわゆるトリプルバンド機。パケット通信のGPRSも利用できる。SMSやMMSのほか、通常のSMTP/POP/IMAP4といったメールにも対応し、WAP 2.0準拠のサイト閲覧も可能。
PersonalJavaおよびCLDC準拠のJavaに対応するほか、C++を利用したソフトウェア開発環境も利用してゲームなどの追加ソフトを作ることができる。
メモリは本体内に12MBがあるほか、標準で16MBのメモリースティックDuoが付属する。説明員によると著作権保護機能のない青いメモリースティックDuoを使ってMP3データを保存し、P800で再生することも可能とのこと。このほか、MPEG-4形式の動画再生にも対応する。
P800は数少ないPDA型端末の新機種とあって、会場での注目度は相当なものがあり、説明員によるデモには人だかりができていた。
P800は米国・欧州・アジアで9月頃、中文対応版のP802は10月に発売予定となっている。日本での発売予定はない。
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フリップを開いて操作する
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背面にはカメラ、側面にはジョグダイヤルを装備
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メモリースティックDuoスロットは側面にある
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メモリースティックDuoとアダプタ
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MPEG-4の再生画面
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ゲーム。Javaにも対応するが、これはC++によるネイティブプログラムとのこと
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T600
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T600はコンパクトデザインの端末。画面は101×65ドットのモノクロ液晶で、ブラウザはWAP 1.2.1までの対応など、スペック的な派手さはないが、重さが60gと非常にコンパクトなデザインが特徴。トリプルバンドのGSMに対応する。
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T300
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T300はカラー液晶を搭載する新端末。外付けカメラ「MCA-25」を接続することも可能。WAP 2.0には対応するが、Javaは利用できない。スクリーン部分を含むカバーは交換可能で、デザイン変更のほか、スクリーン部が傷ついても交換できるという利点がある。トリプルバンドのGSMに対応する。
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T200
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T200は廉価版的な位置付けの端末。101×67ドットのモノクロ液晶を搭載し、WAPは1.2.1までの対応だが、外付けカメラの接続に対応している。トリプルバンドのGSMに対応する。
このほか、会場では発売中の端末やBluetooth機器や外付けカメラといった携帯電話周辺機器、日本で販売されているソニー・エリクソンの端末などが展示されていた。CommunicAsiaはGSM方式の携帯電話の展示が多く、欧米・アジアからの来場者が多い。それだけにGSM方式の携帯電話を新発表したソニー・エリクソンのブースにはかなりの人だかりができていた。
ちなみにソニー・エリクソンのブースのとなりにはエリクソンのブースがあり、そちらではインフラやソリューションの展示が行なわれていた。
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新発表ではないが、注目を集めていたフリップデザインの「Z700」。Bluetooth対応
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Z700は側面にジョグダイヤルを装備する
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外付けカメラの「MCA-25」。こちらも新発表
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日本向けモデル「A3014S」も展示されている
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・ ソニー・エリクソン
http://www.sonyericsson.com/
・ CommunicAsia2002
http://www.communicasia.com/
(白根 雅彦)
2002/06/19 12:08
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