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【ビジネスシヨウ2002 TOKYO】
ツーカーブースは「TK21」の実機を展示
ツーカーグループは、昨日発表されたばかりの「TK21」を中心に据えたブースを出展。TK21は正式な商品発表が行なわれておらず、「参考出展」という形ではあるものの、実際に動作する端末が多数並べられ、来場者が触れられる形で展示されている。
TK21は、MIDI音源を使った64和音の着信メロディを配信するサービス「funstyle」に対応する京セラ製の端末。funstyleサービスに対応する端末はこれまで、昨年発売された同じく京セラ製の「TK11」だけだったが、TK21はそれに続く第2弾となる。TK11はfunstyle機能が重視されていたのに対して、TK21ではEZweb@mailへの対応に加えてカメラも搭載しており、機能満載のフラッグシップモデルという位置付けで登場するという。ただしTT21で搭載されていたインスタントメッセージ機能「ツーカーメッセンジャー」には対応していない。
TK21のfunstyle機能は基本的にTK11のfunstyleと同じで、最新のチップを搭載することで音質の向上などの改良が施されているが、TK11と同じ64和音の楽曲データが使えるという。またfunstyleに加え、TT21や一部のau端末が搭載するのと同じ40和音の音源チップも搭載されており、それらの端末と同じ着信メロディを利用することも可能になっている。
なお、今回のTK21は、参考出展という形なので、実際に市場に出る商品と展示されている商品が異なる可能性がある。しかしツーカーでは、デザインや基本機能が変更される可能性は低いとし、発売時期などの詳細は正式な商品発表待ちの段階だが、だいたい夏ごろの商品化を目指して開発を行なっているという。
このほか、ブースの隅ではパネル展示のみだが「ボイスピクチャー」と「ホームページ広場」という2つの新サービスも参考出展されている。
ボイスピクチャーは、サーバーを介して録音した音声と撮影した写真を相手にメールで送れるサービスで、「TS11」と「TT21」で利用できる。ホームページ広場はツーカー端末だけでなく、他のキャリアの端末からも閲覧可能なホームページが作れるサービスで、ツーカーのEZweb対応カラー端末から利用できる。いずれのサービスも利用料金や月額使用料などは不要で、通信料金だけで使えるサービスになるという。
3Gのサービスを行なわないツーカーでは、funstyleのような新機能と、ボイスピクチャーやホームページ広場といったコミュニケーション系サービスを拡充させることで、ユーザーのニーズに応えていくという。
TK21は幅広い層をターゲットとしたメタリックなデザインを採用
ブースではツーカーメッセンジャーに対応したTT21の展示も行なわれている
・ ビジネスシヨウ 2002 TOKYO
http://bs.noma.or.jp/
・ ツーカー
http://www.tu-ka.co.jp/
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ツーカー、funstyle対応機「TK21」をビジネスシヨウに参考出展
(白根 雅彦)
2002/05/21 17:43
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