ONE TOUCH 715はGSM 900/1800で利用可能なGPRS対応端末で、同社としては初めてのGPRS Class10対応となる。ボディはストレートデザインを採用しており、同社としては「1970年代レトロチックなデザイン」を意識したという。液晶ディスプレイは100×150ドット/4階調のものを採用し、縦横両方向の表示に対応する。アイコンのアニメーションやスクリーンセーバーにも着信メロディは16和音に対応し、コンテンツサイトからダウンロードすることも可能だ。
ONE TOUCH 715はSyncML(注)による端末データの同期に対応している。端末上に保存できる件数もメモリダイヤルが800件、スケジュールが1000件、To-Doリストが60件とかなり多い。これらのデータは本体上面に備えられた赤外線通信ポートやWAP、シリアルポートなどを経由して、他の機器と同期させることが可能だ。メモリダイヤルとスケジュールはvCard/vCalenderに対応しているため、Pocket PCやPalm OS搭載機とのデータをやり取りすることもできる。メモリダイヤルにはデジタル画像を貼り付けることができ、着信時に顔写真などを液晶ディスプレイに表示させることができる。ちなみに、赤外線通信ポートはモデムを内蔵しているため、GPRS経由でのモバイル通信に利用することも可能だ。