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ゼンテック・テクノロジー・ジャパンのブースでは、携帯電話向けのJavaベースWebブラウザ「J.C.B（Java Compact Browser）」が公開されていた。 J.C.Bは、Webブラウザとアプリケーション実行、音声・動画ファイルの再生を１つのパッケージで行なうMIDP準拠のJavaコンポーネント。ゼンテックは26日、ジャストシステムと英Taoと提携を発表しており、J.C.Bに、ジャストシステムの日本語入力システム「ATOK」、TaoのJava実行環境「intent」を組み込みんでいく方針だ。そのほかにも、メトロワークスと「CodeWarrior」ベースのJava対応携帯端末向け統合開発環境の開発・販売で提携している。 残念ながら、携帯電話に実装された状態での展示はなく、パソコンのエミュレーター上でデモが行なわれていた。 説明員によると、「携帯電話の標準機能としてJavaベースのブラウザを搭載することのメリットは大きい。端末の仕様の違いのためだけに、機種専用のアプリケーションを開発する必要がなくなる」とJavaベースの統合環境のメリットを語っていた。 なお、iアプリエミュレーター「i-JADE」のMacintosh版も併せて参考展示されている。
■ ＵＲＬ ゼンテック・テクノロジー・ジャパン http://www.zentek.com/ja/ （伊藤 大地） 2001/11/29 18:48 | ||||||
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