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NECがPocket PCに参入
参考出展されていたNECのPocket PCは、Type2のCFスロットとSDスロットを装備し、６万5536色のTFTカラー液晶を搭載していた。外観はシルバーを基調としたシンプルなデザインとなっており、本体側面には録音ボタンや、ソニーの「CLIE」に搭載されている「ジョグダイヤル」に似たダイヤル形状のものが装備されている。CPUは、iPAQやGENIO eなどに搭載されているものと同じStrongArm 206MHzだという。また、クレードル接続ポートのほかに、携帯電話やPHSを接続するポートも用意されている。発売時期や搭載メモリなど、詳細は未定とのこと。なお、参考出展されていたものには、残念ながらPocket PC 2002は搭載されておらず、従来バージョンのものだった。 廉価版カシオペアや新型ザウルスが大量展示 そのほかのメーカーで注目を浴びていたのはカシオとシャープ。カシオは組込型Windows CE搭載のPDA「カシオペア ラジェンダ」の実機を大量にブース内に配置し、スケジュール管理やToDoといったPIM機能から、MP3の再生や、動画再生といったマルチメディア、英語学習まで様々なデモを行なっていた。 一方、シャープは新型ザウルス「MI-E21」を展示。CFカード型PHSを使った音声通話や、オプションのビデオレコーダーを使ってテレビ番組の録画ができる機能など、ザウルス独自の機能をアピールしていた。
このほか、東芝はGENIO eを展示。SDカード型のBluetoothモジュールを装着し、モデムステーションと無線通信するデモが行なわれていた。Pocket PC 2002搭載モデルも、マイクロソフトが日本語版をリリースし次第、発売する予定だという。
Palm陣営はCLIEが人気
パームは「m505/500」を、日本IBMは「WorkPad c505」をそれぞれ展示。Palmは、Palm OS 4.0からの新機能「ウェブクリッピング」のデモを行なっていたのに対し、WorkPadのほうは法人向けソリューションの紹介がメインとなっていた。
・ NEC http://www.nec.co.jp/ ・ カシオ http://www.casio.co.jp/ ・ シャープ http://www.sharp.co.jp/ ・ 東芝 http://www.toshiba.co.jp/ ・ ソニー http://www.sony.co.jp/ ・ パーム http://www.palm-japan.com/ ・ 日本IBM http://www.ibm.com/jp/ （伊藤 大地） 2001/09/19 22:30 | ||||||||||||||||
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