現在、契約数が2600万に達し、B to C市場において有力ツールの1つとなっているiモードについて、榎氏はまず、取引系に分類されるコンテンツサービスを解説した。「TSUTAYA Online」などに代表されるECサイトは、CDやビデオなどの商品をユーザーが携帯電話から注文し、あとでコンビニなどを経由し、商品を受け取るといった形態が取られており、これは「バーチャルな仮想店舗とリアルな店舗(または物流網)を組み合わせ、リアルな資産でオンラインビジネスを展開する“クリック&モルタル”構造である」ことを説明した。