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「CommunicAsia2001」レポート
KTFはBREWのサービスを8月に予定
magic nの最新端末、LG製「CX-300L」
シンガポールで開催中のIT総合展示会「CommunicAsia2001」で、韓国の携帯電話事業者KT Freetel(KTF)は、BREWのダウンロードサービスに対応した「CX-300L」を展示している。
magic nは、日本でいうiモードにあたる携帯電話のインターネットサービスで、2年前より提供されている。通信方式にCDMA(IS-95B)、記述言語にmHTMLを採用しているもので、2カ月前からは144kbpsのデータ通信に対応したcdma2000 1xも開始している。
「CX-300L」はmagic nの最新端末。LG製の折りたたみデザインで、カラー液晶を搭載し、cdma2000 1xにも対応する。その最大の特徴は、米クアルコムの携帯電話向け開発プラットフォーム「BREW」によるプログラムダウンロードに初めて対応すること。BREWはC言語によるプログラム開発環境で、Javaに比べて処理が高速という利点がある。KTFでは8月にCX-300Lが発売されると同時に、magic nでBREWプログラムがダウンロードできるサービスを開始する。
ダウンロードしたゲームのアプリケーション
サービスイメージとしては、iモードにおけるiアプリに相当するようなサービスだ。KTFではBREWを利用したゲームや人気キャラクタのアニメーション、株価情報などのアプリケーションを提供する。なお、BREWの開発環境を持っていても、KTFの許可なしには端末にプログラムをダウンロードはできないという。また、今後はJavaプログラムのダウンロードについても検討しているという。
会場では同端末が利用できるCDMAのネットワークが存在しないため、通信を含んだデモは行なわれていなかった。また、スペックシートなども用意されておらず、端末の表示も韓国語のみで、販売も韓国国内のみの予定とあって会場での注目度もそれほど高くはなかった。
なお会場で展示してあったのはLG製端末の実機のみであったが、今後はサムソンやヒュンダイからも、同様のBREW対応端末がリリースされるという。
ちなみに同じく韓国からは、サムソンもブースを出展していた。サムソンのブースでは、主にシンガポールでも使えるGSM方式の携帯電話が展示されていたが、会場の隅ではcdma2000 1xの基地局が展示され、その前では実際にcdma2000 1xの144kbpsの通信速度を実感できるようになっていたが、BREWダウンロード対応端末の展示は行なわれていなかった。
サムソンブースに展示されていたcdma2000 1xのデモ機
サムソンブースの隅に設置されたアンテナ。実際に動作しているかは不明
・ CommunicAsia2001(英文)
http://www.communicasia.com/
(白根 雅彦)
2001/06/22 00:00
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