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アジア最大級の国際IT総合展示会「CommunicAsia2001」が、シンガポールのシンガポール・エキスポにおいて、６月19日～６月22日の４日間にわたって開催されている。MobileCommsAsia2001、NetworkAsia2001、eBiz2001、CableSat2001も同時併催されており、ADSL・無線LAN・光ファイバーによる接続サービス関連やブロードバンドコンテンツなども数多く出展されている。携帯電話の出展に関してはGSM方式の製品が主だが、日本からもNTTドコモのほか、パナソニック（松下）、Trium（三菱電機）が出展している。 ・ CommunicAsia2001（英文） http://www.communicasia.com/ NTTドコモ、先進的な機能や端末が来場者に人気
NTTドコモでは、ブース正面にFOMA端末が展示されていたが、展示機はモックアップのみで、実機はなかった。また、コンセプトデモとしてはPDA型テレビ電話端末なども展示。目新しいところでは、パケット通信と音声通話を同時に行なえるFOMAの特徴を活かした「声とデータ通信を同時に使ってユーザーサポートを行なう」というビジネスソリューションを紹介。この展示にはN2001とUSBケーブルが使用されていた。 iアプリ端末としては「SO503i」と「N503i」が展示されている。両機種ともに、GSM方式の携帯電話にはない鮮やかな大型カラー液晶を搭載する端末のためか、多くの来場者が端末を手に取り、iモードやiアプリを体験していた。なお、シンガポールの携帯電話はGSM方式を採用しており、PDC方式であるドコモのiモード端末は通常はもちろん利用できないが、展示端末ではiモードの英語版メニューやiアプリが擬似体験できるようになっていた。このほかショウケースに収めた形で、iモードとプレイステーションやカーナビの連携機能も紹介されている。 CommunicAsiaに出展する多くの携帯電話メーカーは、シンガポールでも利用されており、世界的にもっとも多く利用されているGSM方式の携帯電話を展示している。一方ドコモのPDC方式は日本だけで採用されている方式であり、日本人以外の来場者にとっては、PDC方式の携帯電話は無縁ともいえるのだが、ドコモのデモンストレーションステージには多数の来場者が詰め掛けるなど来場者の関心は高い。テレビ電話端末のモックアップやM-Stageのデモなど、マルチメディア系サービスの展示も人気を集めていた。
・ NTTドコモ、「CommunicAsia2001出展」のお知らせ http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0607.html （白根 雅彦） 2001/06/20 00:00 | |||||||||
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