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ドイツテレコムは「T-Mobile」というブランドで携帯電話のサービスを提供している。回線契約と端末販売が切り離されているヨーロッパでは、携帯電話事業者のブースに展示される端末はNOKIAやエリクソン、モトローラといったメーカーの製品がほとんどで、携帯電話事業者が独自の製品を出品するケースは非常に少ない。 T-Mobileの展示スペースも同様で、各社の端末が展示されているのだが、その中にメーカー名の表記がない見慣れない回線一体型PDAが展示されている。「GSM/GPRS-PDA」と名前が付けられたPDAで、GSM携帯電話を内蔵し、データ通信はGPRSに対応する。WAPブラウザを搭載し、MPEG4ムービーやアニメーションの再生が可能だ。液晶ディスプレイは反射型カラーを採用しているようで、本体にはキーボードを装備し、背面にはSDメモリカードスロットも備える。この画面といい、全体のデザインといい、どこかで見たことがあるような……。詳しくことは明らかにされていないが、今後、期待できそうな端末と言えそうだ。
・ CeBIT 2001（英文） http://www.cebit.de/homepage_e ・ ドイツテレコムCeBIT 2001のページ（英文） http://www.telekom.de/dtag/ipl2e/cda/t2/0,6573,11076,00.html （法林岳之） 2001/03/26 00:00 | ||||||
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