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NOKIAやエリクソンに次ぐ携帯電話メーカーのMotorola。日本でもMicroTacの時代から支持するユーザーが多い。 CeBIT2001に出品されている製品の中で、注目したいのは、昨日のレポートでも紹介したJava対応の回線一体型PDA「Accompli 008」だ。全面液晶ディスプレイと折りたたみ式を採用したデザインのGSM携帯電話で、GPRSにも対応する。メール環境については、POP3とIMAP4の両方をサポートし、PIM部分はIrDAを利用したvCardの転送にも対応する。外付けタイプの小型デジタルカメラのデモも行なわれており、オプション品として提供されるようだ。手書き認識エンジンは、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、スウェーデン語、ポルトガル語、中国語をサポートする。さすが世界をマーケットとするメーカーならではと言ったところだろう。しかし、考えてみれば、vCard転送やIMAP4をサポートしていること、同社のメインマーケットが米国であり、cdmaOne方式にも明るいことを考慮すれば、将来的にａｕ向けに同様の製品が出てくる可能性も考えられる。ただ、気になる点はプレスリリースで配布されているボディの写真に比べ、実際に展示されているもののサイズがひと回りほど大きく感じられることだ。 同じ回線一体型では「V.101」という製品も出品されている。こちらはQWERTY配列のキーボードを採用したもので、サイズもかなりコンパクトだ。GSM携帯電話を内蔵し、SMS(Short Message Service)やWAPを利用することが可能だ。通話はイヤホンマイク端子を利用する。日本で言えば、NTTドコモのエクシーレやDDIポケットの文字電話の感覚に近い。
一方、本業（？）の携帯電話では、GPRSに対応した「Timeport280」が出品されている。WAPブラウザやメール、SMSなどに対応した主力モデルで、TrueSyncによって、PCなどとデータを同期させることが可能だ。会場ではBluetoothヘッドセットを利用した通話もデモされていた。
・ CeBIT 2001（英文） http://www.cebit.de/homepage_e ・ Motorola（英文） http://www.motorola.com/home/ （法林岳之） 2001/03/26 00:00 | ||||||||
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