今回のイベントに合わせて発表されたSnapは、QWERTYキーのフルキーボードを搭載したストレート型のスマートフォン。OSはWindows Mobile 6.1 Standardを搭載し、HSDPAや無線LAN、Bluetooth、GPS機能、2メガピクセルのカメラを搭載する。ディスプレイの解像度はQVGAで、スペックからは普及モデルといいうような位置付け。米国市場を意識したとして、Eメールの機能を充実させ大容量のバッテリーを搭載しているほか、本体の中心にはG1にも見られたトラックボール型デバイス「jog ball」を装備している。
Snapは薄型のボディも特徴
待受画面は独自のメニューが用意されており、jog ballで操作も可能
メニュー画面などはWindows Mobile 6.1 Standardに準拠
Snapの概要
すでに発表されているモデルであるものの、来場の高い関心を集めていたのは、Touch Diamond2、Touch Pro2の2機種。どちらも同社が世界市場で頭角を現わすきっかけとなった「Touch」シリーズの最新モデルで、用意されたデモ端末では、カレンダーやWindowsのスタートメニューなども表示対象とした、進化した「TouchFLO 3D」に触れることもできる。なお、対応OSについては、マイクロソフトが提供予定の「Windows Mobile 6.5」に対応可能と案内されているものの、デモではWindows Mobile 6.1搭載モデルとして展示されている。