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【CTIA Wireless 2009】
日立がUQ向けWiMAX端末を展示、EV-DOデュアルモデルも

日立のブース

 CTIA Wireless 2009の日立製作所のブースでは、日本国内で製品化を検討しているというWiMAXに対応したデータ通信端末のモックアップが展示されている。デモンストレーションは行われていなかったものの、WiMAXのみのシングルタイプに加えて、EV-DOもサポートするデュアルタイプをラインナップ。2009年の夏~秋を目標に開発を進めているという。

 説明員が「公にするのは初めてではないか」という端末は、WiMAXをサポートしたパソコン向けのデータ通信端末。詳細なスペックは明らかにされていないものの、基本的には既存の製品と同様のスペックだという。日本ではUQコミュニケーションズのサービスに対応する予定。WiMAXに加えてEV-DOもサポートしたデュアルタイプは、WiMAXの利用できないエリアでは、KDDIの通信ネットワークを利用するといった補完的な利用をイメージしているという。

 どちらも試作段階で製品化は決定していないものの、前述の説明員によれば、UQのサービスが本格化する夏以降の発売を目標に開発を進めているとのことだった。販売形態は未定のほか、デュアルタイプは製品化された際の料金プランがどういった形態になるのか、現在のところ不明。

 端末スペックでは各社横並びになりがちなデータ通信カードにおいて、デュアルタイプという製品が現実的なプロダクトとして示されたことは、WiMAXが抱える早期のエリア拡大という課題を補佐するような製品としても期待される。

 同社のブースではこのほか、同じく日本国内で製品化を検討しているというフェムトセルのアクセスポイントもケース内に展示しており、UMTS版、EV-DO版の2種類を紹介している。


WiMAX対応のデータ通信カード。USB型とExpressCard型を用意 こちらはWiMAXとEV-DOをサポートしたデュアルタイプ
WiMAX対応のデータ通信カード。USB型とExpressCard型を用意 こちらはWiMAXとEV-DOをサポートしたデュアルタイプ

家庭向けのフェムトセルのAP
家庭向けのフェムトセルのAP


URL
  日立製作所
  http://www.hitachi.co.jp/

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(太田 亮三)
2009/04/02 13:50

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