| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
展示されていた端末は冬・春モデルが中心で、auの「P001」「W62P」、ソフトバンクの「930P」「831P」「830P」、NTTドコモの「P-05A」「P-04A」「P-03A」「P-02A」「P-01A」の合計10機種。スヌーピーのコンテンツが売りの1つであるP-03Aには、かわいらしい同キャラクターのストラップが付けられていた。
フェムトセルは、W-CDMA対応の基地局でデモが行われていた。説明員によると「展示している機器はW-CDMAのものだが、将来的にはLTEとW-CDMAのデュアルを目指す」という。また、同基地局はmicroSDカードスロットや有線LAN、無線LANなどを備えるため、拡張性が高い。こうした仕様が採用された理由は、「家庭内のデジタル家電やセキュリティシステムにアクセスするため」（説明員）だという。展示されていた基地局を介して、レコーダー上の動画や静止画を見るといったこともできた。さらに、フェムトセル基地局で、キャリアのネットワークにつなぐかインターネットに直接接続するかを判断できるという。これによって、「勝手サイトを見る場合はインターネットにそのままつなげる」（説明員）といったことが可能になった。 LTEの基地局は、NTTドコモに納入するものが展示されていた。
また、NECのブースと同じく、同社にもLiMo Foundationの端末などが展示されていた。種類も豊富で、同社やNEC端末のほかに、サムスンやノルウェーのメーカーであるKvaleberg社も端末を用意。Kvalebergの端末「Madrid」は、「3Dのインターフェイスやマルチタッチにも対応している」（説明員）という。 メーカー以外にも、「VIVID UI」でおなじみのアクロディアが、それぞれの取り組みを解説していた。アクロディアはLiMoのOS上で動く「VIVID UI」や「Themed UI」「VIVID ID」を用意。これらの仕組みを使って、「ニコニコ動画」からダウンロードした動画を設定できるメニューや、Gmailなどのウェブサービスに直接アクセスできるメニューをアピールしていた。なお、「ビジネスモデルが違うだけで根本の仕組みは『きせかえツール』などと同じなので、仕様をオープンにすればこのようなことができる」（説明員）という。実際、これらのメニューはドコモ端末上で動作していた。
■ ＵＲＬ パナソニック モバイルコミュニケーションズ http://panasonic.co.jp/pmc/ ■ 関連記事 ・ 世界最大級のモバイル関連イベント開幕 （石野純也） 2009/02/18 13:08 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
