ノキアはMobile World Congress 2009に合わせ、メッセージングサービスの「Nokia Messageing」に対応した「Nokia E75」「Nokia E55」や、ナビゲーションサービスを利用できる「Nokia 6710 Navigator」「Nokia 6720 Classic」を発表。最新端末にいち早く触れられることもあり、ブースには多くの来場者が集まり関心を示していた。端末コーナーには、一緒にBluetoothのヘッドセットや、スピーカーなどのアクセサリーも置かれており、“端末の世界観”を演出していた。中には外付けのテレビチューナーもあり、「DVB-Hのテレビを見ることができる」(説明員)という。
会場で発表されたQWERTYキーボード搭載の「Nokia E75」
「Nokia 6710 Navigator」はタッチパッドで地図のズームがスムーズ
ナビ対応ながら一般的なケータイに近い形状の「Nokia 6720 Classic」
アクセサリーとしてテレビチューナーが出展されていた
PCとケータイでルートの情報などを共有できる「Maps on Ovi」
ブースは、半分以上のスペースがノキアの推進するサービスに割かれていた。中でもOvi関連の展示が多い。地図上の情報をPCやケータイで共有する「Maps on Ovi」や、画像などを無限にアップでき他のユーザーと共有可能な「Share on Ovi」、パソコンとケータイでメールの共有を実現する「Mail on Ovi」などを、実際に使ってみることができた。これらのサービスをノキア端末で利用する場合、「端末に合わせた最適なユーザーインターフェイスを提供する」(説明員)というように、エントリー端末とスマートフォンでは、見せ方も変えているそうだ。また、Share on Oviの説明員が「オペレーターとユーザー、どちらにも最適なサービス」と語っており、海外でも、端末と通信、サービスを統合して展開するニーズが高まっていることが伺えた。