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Idouの開発を担当したプロダクトマネージャーによれば、「サイバーショットやウォークマンに加え、ゲームやメッセージングを融合した端末。この機種はカメラで撮ることや、撮った写真を見ること、それをシェアするといった、ビジュアルコミュニケーションを重視している」という。音楽再生時のインターフェイスはウォークマンを想起させるデザインで、各機能もアイコンで分かりやすく整理されている。タッチ操作で多様な機能を、直感的に呼び出すことができそうだ。 デモ機ではカメラは起動できなかったが「サイバーショットのように操作できる」（プロダクトマネージャー）という。全体的に動作速度も滑らかで、写真の切り替えもストレスなく行えた。ただし、日本での発売は予定されていない。 また、同社がIdouで新たに掲げた「Entertainment Unlimited」のコンセプトを元にした端末は、随時発表していく予定。「このラインの別の端末も開発している」（別の説明員）とした。ちなみに、同端末は東京のソニー・エリクソンが中心となって開発されているそうだ。
■ 「PlayNow」
リアルな店舗との連携も視野に入れる。ブースには「DOWNLOAD STATION」という店舗設置用の端末で購入した楽曲などを、ケータイに転送するデモが用意されていた。説明員は「シンガポールのソニー・エリクソンショップでテスト中。ショッピングモールや空港にあるといいと思う。そのほかの場所にも拡大していくことを期待している」と話す。DOWNLOAD STATIONからは、音楽のほか、動画やゲームなども入手できる仕様になっていた。
ほかにも、「Cyber-shot Phone」や「Walkman Phone」の最新機種が、多数展示されていた。説明員は、Idouと同時に発表された「W995 Walkman」を「Walkman Phoneだが、カメラ機能はCyber-shot並み」とアピール。同端末は「Media Go」と呼ばれる、コンテンツ転送の仕組みにも対応している。また、1月に発表された最新機種である「C510」や「W508」なども並んでおり、来場者の注目を集めていた。
■ ＵＲＬ ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ（英文） http://www.sonyericsson.com/ GSMA Mobile World Congress 2009（英文） http://www.mobileworldcongress.com/ ■ 関連記事 ・ 世界最大級のモバイル関連イベント開幕 ・ Sony Ericsson、新コンセプト提案の12メガカメラケータイ「Idou」 ・ ソニー・エリクソン、海外向け「W508」Walkman phoneなど発表 （石野純也） 2009/02/17 13:04 | ||||||||||||||||||||||||||||
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