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【 2009/06/26 】
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携帯フィルタリング利用率は小学生で57.7%、総務省調査
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ドコモ、スマートフォン「T-01A」を28日より販売再開
[16:47]
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ソフトバンク、コミュニティサービス「S!タウン」を9月末で終了
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ソフトバンク、ブランドキャラクターにSMAP
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カシオ、携帯での閲覧にも対応した画像変換ソフト
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テレビ朝日、iモードで動画配信「テレ朝動画」を開始
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ファーウェイ、東京に「LTEラボ」開設
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SoftBank SELECTION、iPhone 3GS向けケース3種発売
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「G9」の文字入力に不具合、ソフト更新開始
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アドプラス、iPhone 3G向けコンバージョンレンズ
[10:41]
【GSMA Mobile World Congress 2009】
最新サービスや将来への取り組みを中心に展示したNTTドコモ
ドコモブース。モニターには山田社長のメッセージなどが流れていた
NTTドコモは、国内のサービスや将来に向けた取り組みを展示した。中でも来場者の関心を集めていたのが、昨年のCEATEC JAPANでも出展した「セパレートケータイ」や「プロジェクターケータイ」。「斬新だという声が多かった」(会場の説明員)と、コンセプトが評価されていることが伺えた。プロジェクターケータイに関しては「CEATECでの評価が高かった。発売に向けて頑張っている」(同)という。
セパレートケータイは昨年のCEATEC JAPANで展示されていた実機と同じものが用意されていた
プロジェクターケータイは暗室を作り、実際にムービーを再生
また、次世代非接触IC「NFC」への取り組みも紹介。デモは、既存のおサイフケータイ(FeliCa)を利用し、ケータイに非接触ICが搭載された際のイメージが分かるような内容となっていた。説明員によると、ドコモは「NFCフォーラムに参加し、日本のおサイフケータイにおけるエコシステムやアーキテクチャーの情報を積極的に提供している」という。同じ場所には、Moversa(モベルサ、ソニーとNXPの合弁企業)が発表した、NFC/MIFARE(マイフェア)/FeliCaの3つに対応した、非接触ICの情報を格納するためのチップが紹介されていた。
デモ用のアプリを作りFeliCaのおサイフケータイで、NFCのイメージを伝える
Moversaが発表したNFCのチップ
LTEは実験内容の公開だけで、デモンストレーションなどは行われなかった
2010年の商用化を目指すLTE関連では、実験結果などが公開されている。立地条件や周波数のバンド幅の違いによる、実測値などが紹介されていた。実験は横須賀、札幌、甲府の3カ所で行い、それぞれ20MHz、10MHz、20MHzのバンド幅を利用している。横須賀は開けた場所の、札幌は都市部の、甲府は郊外での利用を想定した実験だという。例えば、横須賀が比較的安定して高いスループットを出しているのに対し、札幌では場所による差が大きいことが伺えた。札幌の実験は「1km程度の範囲で行った」(説明員)というが、それでも建物や基地局からの距離などの影響を受け、スループットが大きく変わるようだ。
このほかにも、携帯電話や家電などを接続するための規格である「PUCC」や、海外での位置情報に関する取り組みが紹介されていた。また、既存のサービスでは「iコンシェル」や「iウィジェット」「iアプリオンライン」などを紹介。端末は「キッズケータイ」や防水ケータイのF-01A、SH706iwなど、コンセプトが明快な製品を中心に展示していた。
家電やホームセキュリティなどをケータイで制御できるPUCC
海外での位置情報提供がスムーズになる取り組み。また、KTFと共同で行われている、海外版iエリアも紹介されていた
ネットワークの制御がある場合とない場合の違いを、BlackBerry Boldで紹介
iアプリオンラインやiコンシェル、iウィジェットなどは最新端末と一緒に展示
F-01Aの「防水」がひときわ注目を集めていた
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URL
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
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(石野純也)
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