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WIRELESS JAPAN 2000(7/17~7/19)
【WIRELESS JAPAN】NTTドコモ、IMT-2000への取組み
NTTドコモ
IMT営業推進室長 野村氏
ワイヤレス・コンファレンスで19日、NTTドコモ常務取締役 IMT営業推進室長 野村秀樹氏が「IMT-2000への取組みと将来展望について」とのテーマで講演を行なった。
ドコモでは、すでにIMT-2000の事業認可申請で明らかにしているように、2001年5月に、東京・横浜・川崎でサービスを開始。同年夏には16号線の内側、12月には大阪・名古屋でサービスを開始し、順次全国に拡大していく。野村氏は、5年間で、現在のPDCと同じ程度のエリアカバー率になるのではないか、と述べた。
ドコモでは、W-CDMA(DS-CDMA)方式を採用するが、伝送速度は、サービス開始当初から下り(センター側から端末への通信)は384kbpsまでサポート。将来的には2Mbps(移動中ではなく室内利用の場合)までをサポートする。音声とデータ(回線交換とパケット)が同時に利用できる「マルチコール」機能を備える。また、IMT-2000策定の主眼でもある国際利用も、W-CDMA方式は世界でもっとも多く採用される見込みのため、海外でもサービスが開始されれば、ドコモの端末を海外へ持ち出して利用することが可能となる。海外でのIMT-2000導入は、欧州では早いところで2001年暮れから2002年初頭、米国はもう少し遅れるようだと野村氏はコメントした。
W-CDMAの利用料金は、音声はPDC並みとなる見込み。パケット通信についてはこれまでのPDCの料金よりは安くなる見込みだが、どの程度安くするかは未定であるという。
次世代通信として特徴的な点として野村氏は、UIMカード(User Identity Module、小型のICカード)の装備、パケットと回線交換が同時に利用でき、通話しながらパケット通信が可能になること、ショートメッセージサービス、国際ローミングを挙げた。
UIMカードはIMT-2000対応端末では搭載が義務付けられており、機種変更はUIMカードの差し替えのみで可能となる。また、TPOに応じて携帯端末を使い分けることも可能だ。日本ではこれまで、携帯電話のID番号である電話番号を、専用のROMライターによって端末内蔵のメモリに書き込んでいた。ドコモショップなどの系列店とは即ち、このROMライターがあるショップを意味していたが、こうした系列店のあり方も、UIMカードになると変わってくる、と述べた。
また、IMT-2000サービスでドコモが提供する端末としては、「基本端末(iモード機能あり)」、「ビジュアルフォン」、「音楽配信用端末」、「データ専用端末」の4タイプを考えているという。
PHS、PDC、IMT-2000のサービス比較
IMT-2000で回線交換とパケット通信の同時使用が可能になる
W-CDMAの端末イメージ
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URL
NTTドコモのホームページ
http://www.nttdocomo.co.jp/
(工藤 ひろえ)
2000/07/19 20:16
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