au design projectは、2007年夏に「ケータイがケータイし忘れていたもの」として、インタラクションデザインをテーマに展開したが、今回のブースはその第2弾にあたる。「ガッキ ト ケータイ」展と題した展示コーナーでは、「楽器とケータイが融合したときに生まれる新しいユーザー体験」を提案するいう。
「Band in my pocket」は、側面部に取り付けるアタッチメントを付け替えることで、電子楽器として使える携帯電話、ブルースハープやトロンボーン、トランペットなどを模したアタッチメントが用意されている。「Trio in your hand」は、ディスプレイ部、ボタン部、入力パッド部の3つのボディパーツで構成され、中央のヒンジ部を回転させることスピーカーとして利用できるもの。「Box to play」は、4つの面で構成されたモデルで、パタパタと折りたたむことで通常の携帯電話、音楽プレーヤー、DJ機能などに変化する。「Sticks in the air」は、ストレート型の端末が割り箸のように中央から分離するモデル。2つのスティック上に分割されたボディで、ドラムのスティックのように遊べるという。「Key to touch」は、端末を開くと2オクターブ分の鍵盤が現われるユニークな端末。「Strings for fingers」は、端末に搭載され10本の弦を使って操作するというユニークなインターフェイスが用意されている。