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一方、データ通信端末も数多く取り揃えられている。イー・モバイル向けの「D01HW」は非常に好調とのことで、同社によればデータ通信端末市場シェアの6割を獲得しているという。ブース内では、「D01HW」よりも一回りほど小さい形状で、HSUPA（上り速度を向上させる規格）にも対応したデータ通信端末「E230」や、USB接続型のWiMAX対応端末「BM325」が展示されている。
また小型の無線LANルータ「D-100」は、USBポートを備えており、データ通信カードを装着してネットに接続できる。外出時はノートパソコンで「D01HW」をそのまま利用し、帰宅するとルーターに「D01HW」を装着するという利用シーンが想定されており、同社では「D01HW」が好調なことを受け、今後日本市場に対して積極的にプッシュしていくという。
データ通信端末の展示コーナーの上部には、ロゴマーク入りのデータ通信端末が数多く展示されている。これらのロゴマークは、世界各地の通信事業者のもので、ボーダフォンやBT（British Telcom）といった欧州系オペレーターだけではなく、ロシアや南米、東南アジアで展開するオペレーターのロゴマークもある。Huaweiでは、これらの事業者に対して端末を納入しているとのことで、さりげない展示ながら同社の世界展開の実績を表したものとなっている。
同社ブース内では、インフラ関連の展示も行われている。LTE（Long Term Evolution、第3.9世代とされる通信技術）のデモを披露するコーナーでは、高画質な動画を流して高速な通信速度をアピールしていた。また、フェムトセルコーナーでは、ホームユース用製品とオフィス向け製品が展示されている。機能面ではほぼ同等の製品だが、ホームユース用は最大4台、オフィス向け製品は最大16台と同時接続数が異なる。同社では直接エンドユーザーに販売するのではなく、キャリア向けに提供することを検討している。
■ ＵＲＬ Huawei Japan http://www.huawei.com/jp/ WIRELESS JAPAN 2008 http://www8.ric.co.jp/expo/wj/ ■ 関連記事 ・ 中国の通信機器メーカー、Huaweiとは？ （関口 聖） 2008/07/23 14:06 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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