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【WIRELESS JAPAN 2008】
WiMAXフォーラム参加企業やUQ Comなど、モバイルWiMAX機器を展示

UQコミュニケーションズはKDDIブース内に出展
 東京ビッグサイトで開催中のWIRELESS JAPAN 2008では、WiMAXを推進するNPO法人「WiMAXフォーラム」が出展するなど、WiMAX関連の機器が各社から展示されている。

 日本国内で2009年にモバイルWiMAXサービスの提供を予定するUQコミュニケーションズ(UQ Com)は、KDDIブース内に出展。他の展示会でも出展していたWiMAXサービス向けのコンセプトモデルを展示するとともに、米韓のWiMAXサービスで採用されている端末も参考出展していた。なお、UQ Com自身が採用する端末メーカーは9月に発表する予定という。

 また、機器ベンダー企業と共同で開発を進める屋内用小型基地局も参考出展。同基地局はUQ Comが設置するタイプになるが、説明員によれば将来的にはフェムトセル型の基地局も提供する考えだとしている。


WiMAXでの利用を見据えた「インターネット デバイス(MID)」プロトタイプ 海外通信事業者が採用するサムスンやノキア端末も参考出展 屋内用小型基地局も

WiMAXフォーラムブース。撮影禁止だが、住友電工ネットワークスや三菱電機なども基地局などを出展していた
 WiMAXフォーラムブースでは、インテルがWiMAXに対応したノートPCおよびUMPC/携帯電話向けのモジュールを展示。どちらもWiMAX機能に加え、IEEE 802.11a/b/gおよびIEEE 802.11nの無線LAN機能をサポートした製品になる。また、CDMAとWiMAXに対応した京セラの試作機端末「TWX01」も参考出展されている。


インテルのWiMAX対応モジュール 京セラのCDMA/WiMAX対応端末の試作機 海外市場向けの東芝WiMAX対応ノートも展示されていた

富士通のモバイルWiMAX基地局「BroadOne WX300」
 このほか、各社ブースでもWiMAX基地局や端末などを展示していた。このうち、富士通ブースではUQ Comに採用されたモバイルWiMAX基地局「BroadOne WX300」を利用したフィールドトライアルのデモを実施しており、1Mbpsの映像がストリーミング配信されていた。説明員によれば、今回の環境では8Mbps程度の通信が行えるという。


デモで使用するクライアント端末 ニフティから提供を受けた映像素材をストリーミング配信していた 同社チップを採用した海外企業の製品も

日本無線ブース。CATVショーと同様に地域WiMAXを見据えた製品のデモを実施している 中国Huaweiなど海外企業もWiMAX関連の展示やデモを実施していた こちらはZTEブース


URL
  WIRELESS JAPAN 2008
  http://www8.ric.co.jp/expo/wj/
  WiMAXフォーラム 日本オフィス
  http://www.wimaxforum.jp/


(村松健至)
2008/07/22 18:57

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