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【CommunicAsia 2008】
多様なスタイルの端末を展示するLG

 今回のCommunicAsiaでは、ノキアやモトローラ、ソニー・エリクソンが出展を見送っており、大手端末メーカーでは、サムスンとLGエレクトロニクスの2社のみの出展となった。そのLGエレクトロニクスのブースでは、最新端末の「SECRET」(型番:KF750)をアピールしていた。


SECRETの展示コーナー SECRET
SECRETの展示コーナー SECRET

 SECRETは「chocolate」と「Shine」に続いて、Black Label Series第3弾に位置付けられるスライドタイプのデザイン端末。ボディ素材には、強化ガラスやカーボンファイバーが使われている。4月に発表されたばかりの端末とあって、多くの来場者が実機を手にとって試していた。

 方向決定キー部分はタッチパッド式。メインディスプレイはタッチパネル式だが、ディスプレイをタッチする操作は、専用メニューからの操作など一部に限られており、通常操作や文字入力はテンキーか方向決定キーで行なう。

 2.4インチのQVGAディスプレイ、5メガピクセルのオートフォーカス対応カメラを搭載する。通信方式はHSDPAとGSM(トライバンド)をサポートする。加速度センサーも搭載しており、端末の傾きや振動を検知できるようになっている。


SECRETのスライドを閉じた状態 背面
SECRETのスライドを閉じた状態 背面

右側面 左側面
右側面 左側面

テンキー部分 方向決定キー部分
テンキー部分 方向決定キー部分

タッチディスプレイ専用のメニュー タッチディスプレイ時の画像閲覧画面
タッチディスプレイ専用のメニュー タッチディスプレイ時の画像閲覧画面

通常のメニューは方向決定キー+テンキーで操作する
通常のメニューは方向決定キー+テンキーで操作する

Viewty

Viewty
 「Viewty」の愛称を持つ「KU990R」と「KE990」は、全面タッチスクリーンディスプレイが特徴となっている。全面タッチスクリーンを採用したことから、操作感は日本でも発売しているPRADA Phoneに近い印象だ。文字入力はソフトウェアフルキーボードかソフトウェアテンキー、手書き入力のいずれからを選択する。Viewtyは5メガピクセルカメラも特徴としており、ブース内ではカメラ機能を試せるように被写体と一緒に展示されていた。


右側面 背面
右側面 背面

メニュー画面。右側にタブがあるデザイン フルキーボードによる文字入力
メニュー画面。右側にタブがあるデザイン フルキーボードによる文字入力

テンキーによる文字入力 手書きによる文字入力
テンキーによる文字入力 手書きによる文字入力

 「KF700」は、一見すると全面タッチスクリーンディスプレイ端末だが、スライドさせるとテンキーが現われる。ただし操作のほとんどはテンキーではなく、ディスプレイをタッチする形となっている。文字入力はテンキーで行なう。


KF700 右側面
KF700 右側面

背面。銀色の円盤はダイヤル型インターフェイス テンキー
背面。銀色の円盤はダイヤル型インターフェイス テンキー

メニュー画面 文字入力はテンキーで行なう
メニュー画面 文字入力はテンキーで行なう

 「KF600」はスライド機構を採用した端末。方向決定キーにあたる部分がタッチパネル式となっている。基本的な操作は一般的な携帯電話と同等だが、起動するアプリを選ぶときなどは、方向決定キー部分のディスプレイにアイコンランチャーが表示され、直接アイコンに触れてアプリを選択する。


KF600 右側面
KF600 右側面

メニュー画面などでは方向決定キーが表示される 待受画面ではアイコンランチャーが表示される
メニュー画面などでは方向決定キーが表示される 待受画面ではアイコンランチャーが表示される

 「KF510」は、タッチ式の方向決定キー部分を採用した端末。国内でも登場した「chocolate」と同じように、方向決定キー部分はイルミネーションが光るタッチパッド式となっている。スライド構造も少し特殊で、閉じた状態では液晶ディスプレイ側のボディがテンキー側ボディに収納され、スライド時には「伸びるストレートデザイン」と言える機構が採用されている。


KF510 スライドを開いたところ
KF510 スライドを開いたところ

右側面 メニュー画面
右側面 メニュー画面

 LGエレクトロニクスは本イベントにあわせた新製品は発表していないが、個性的な操作感を実現した端末は、来場者の注目を集めていた。


KT610。一見するとただのストレート端末だが、横方向に開く折りたたみデザインとなっている KT610はS60プラットフォームを採用している
KT610。一見するとただのストレート端末だが、横方向に開く折りたたみデザインとなっている KT610はS60プラットフォームを採用している

KS20はWindows Mobileを搭載するスマートフォン KP220。こうしたローエンド端末も展示されている
KS20はWindows Mobileを搭載するスマートフォン KP220。こうしたローエンド端末も展示されている


URL
  LGエレクトロニクス
  http://jp.lge.com/
  CommunicAsia 2008
  http://www.communicasia.com/


(白根 雅彦)
2008/06/18 20:43

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