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【CommunicAsia 2008】
最新機種のOMNIAなど多数の端末を展示するサムスンブース
来場者の集うOMNIAの展示スペース
CommunicAsia 2008で、端末メーカーとして最大のブースを構えているのが、サムスン電子だ。ノキアやモトローラ、ソニー・エリクソンが出展していないこともあるが、それでも発表されたばかりの新端末「OMNIA」の実機に触れられるスペースを中央に据え、来場者へのアピールに力を入れていた。
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OMNIA
OMNIA
もっとも注目を集めていたのは、やはりOMNIAだ。フルタッチパネルディスプレイ搭載のハイスペックなWindows Mobile端末で、しかも発表されたばかりということもあり、OMNIAの実機展示には多くの来場者が集まっていた。OMNIAについては別の記事でも扱っているので、そちらも参照されたい。
右側面
光学センサーの埋め込まれている決定キー
上端
背面のカメラ
タスクメニューは独自デザイン
独自のメインメニュー
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6つのカテゴリで端末を紹介
6つに色分けされたセグメント
サムスン電子のブースには、OMNIA以外のラインナップも多数、実機が展示されている。各機種は、サムスン電子による6つのライフスタイル「Style」「Infotainment」「Multimedia」「Connected」「Essential」「Business」のセグメントごとに展示されている。
まず「Style」のセグメントには、OMNIAと同時に発表されたストレート型端末「Soul b」や「L700」などの実機が展示されている。
Soul b
Soul bは今年2月に発表され、好調に売れているというスライドタイプの「Soul」のバリエーションモデル。薄いストレートデザインが特徴となっている。Soulの特徴でもあったカーソルキー部分のタッチパネルディスプレイはなくなっている。スペックはハイエンドモデルと比較して少し抑え気味で、販売価格帯もハイエンドモデルより安くなるという。ディスプレイは2インチのQVGAでカメラは3メガピクセル。HSDPAと3バンドGSM、Bluetoothに対応し、大きさは111×46×9.9mmとなっている。
フラットなデザイン
厚さ9.9mmで幅46mmと日本のケータイよりもだいぶ小さい
側面
背面
多色カラーで展開する
こちらはスライドデザインの元祖Soul
L700
L700もスタンダードなストレート型端末だが、こちらはSoul bよりもさらにスペックが抑えられ、主に大学生をターゲットとしているという。UMTS(W-CDMA)と4バンドのGSMに対応し、ディスプレイは2.1インチ、カメラは2メガピクセル。大きさは109×46×12.8mmとSoul bより少し厚めになっている。
左側面
背面
F480
このほかにもOMNIAと同じ「TouchWIZ UI」を搭載する「F480」も展示されている。F480は、フルタッチパネルディスプレイを搭載する5メガピクセルカメラ搭載のHSDPA端末。OMNIAと異なり、非Windows Mobile端末だが、OMNIAとほぼ同じデザインのUIを搭載していて、待受画面上にウィジェットをドラッグ&ドロップしたり、指タッチで各種操作ができる。
サムスン電子の担当者によると、同社のタッチパネル端末が日本に導入されるとしたら、OMNIAのようなWindows Mobile仕様ではなく、F480のような独自プラットフォームで、さらにワンセグのような日本仕様が追加される可能性が高いという。
待受画面。OMNIAとデザインがほぼ同じ
OMNIAではWindows Mobile標準メニューとなる設定メニューも、F480では独自形式
左側面
背面
G810(右)と920SC(左)
「Multimedia」としては、音楽やモバイル向けテレビ、カメラなどの機能に焦点を当てた端末が展示されている。なかでも3倍ズームの5メガピクセルカメラを搭載するG810とG800は、専用の撮影体験コーナーが設けられ、実際のカメラ機能を試せるようになっていた。
G810はS60プラットフォームを搭載しているが、この前モデルに当たるG800は独自プラットフォームを搭載していて、日本で発売された「920SC」のベースとなっているという。ただし920SCはデザインや機能などで日本仕様となっているため、G800やG810の面影はほとんどない。
G800の撮影体験コーナー
G800の背面
i780
「Business」としては、Windows Mobile搭載のHSDPA端末「i780」が展示されている。こちらはフルキーボード搭載モデルで、さらに決定キー部分にOMNIAと同じ光学センサーが内蔵、マウスやノートパソコンのトラックパッドのようにポインタを移動できる。Windows MobileのProfessionalエディションを搭載し、タッチパネル操作に対応する。
決定キー部分に光学センサーを内蔵する
画面上にポインタが存在する
右側面
左側面
「Connected」としては、安価な端末が紹介されている。サムスン電子は海外では比較的端末の平均価格が高い傾向にあり、低価格端末の展示スペースはあまり用意されていなかった。
impact sf
「Essential」としては、子ども向けシリーズが展示されている。スライド型の「impact」とストレート型の「impact b」、折りたたみ型の「impact sf」の3機種が紹介されている。いずれも機能はほとんど同じで、緊急時に登録された連絡先にメッセージを送る「SOS Message」機能を搭載している。子ども向けではあるものの、FMラジオや音楽再生機能、Bluetoothにも対応している。
B&Oとのコラボレーションモデル
このほかにも、他業種とのコラボレーションモデルも展示されており、GIORGIO ARMANIとのコラボレーションによるブランドケータイやAdidasとのコラボレーションによるスポーツケータイなども展示されている。変わったところでは、デンマークの高級オーディオ機器メーカーBANG & OLUFSENとのコラボレーションモデルも展示されている。これはB&Oのショップで販売されているモデルで、本体だけで1250ユーロ(約20万円)、イヤホンが500ユーロ(約8万円)するという。展示されているモデルはすでに3万台が出荷され、その前のモデルは5万台売れたという。
GIORGIO ARMANIとのコラボレーションモデル
Adidasとのコラボレーションモデル
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URL
サムスン電子
http://www.samsung.com/jp/
CommunicAsia 2008
http://www.communicasia.com/
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サムスン、フルタッチパネルディスプレイのOMNIAを発表
(白根 雅彦)
2008/06/18 18:09
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