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沖電気工業のブースでは、同社の顔認識技術のデモンストレーションが行なわれた。 同社の顔認識エンジン「FSE（Face Sensing Engine）」は、ソフトバンク製携帯電話やカシオ製のデジタルカメラなどに採用されている。また、最近話題になったところでは、ジェイマジックの「顔ちぇき！」も沖電気の顔認識エンジンが採用されている。 ブースではFSEを使って、画面に映った人の顔に動物のかぶり物をかぶせるといったデモが行なわれた。複数の人の顔を同時に認識することが可能で、それぞれに合わせたかぶり物が自動的に表示される。モバイル機器への実装を目的に開発された技術ということもあり、プログラムサイズが393KBと非常にコンパクト。Symbian、Windows Mobile、Linux OS、BREWなど幅広いプラットフォームをサポートする。 沖電気では国内で実績のあるFSEの海外展開を図りたい考え。海外ではこれまでにパンテック社の携帯電話にFSEを使ったゲームアプリが登場している。 このほか、昨年のWIRELESS JAPANなどでも展示されていたカメラ付きモバイル機器向けの「アイリス認証ミドルウェア」なども展示されていた。
■ ＵＲＬ 沖電気 http://www.oki.com/jp/ ■ 関連記事 ・ OKI、カメラ付き携帯向けアイリス認証ミドルウェア ・ 顔認識技術を使った無料コンテンツ「顔ちぇき！～誰に似てる？～」 ・ 世界最大級のモバイル関連イベント （津田 啓夢） 2008/02/13 20:18 | ||||||
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