【The Mobile World Congress 2008 Barcelona】技術力をアピールするNEC、エンドユーザー向けの展示は少なめ

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【The Mobile World Congress 2008 Barcelona】
技術力をアピールするNEC、エンドユーザー向けの展示は少なめ

NECのブース

　NECのブースでは大半をSPIT防止技術「VoIP SEAL」、「モバイルバックホール」といった技術面の展示にさいており、その脇で壁際にひっそりと「Mobile Phones」のコーナーがあった。「N705iμ」、amadanaケータイの「N705i」、「N905i」、「N905iμ」の4機種がカラーバリエーションを揃えて展示されていた。どこの日本メーカーのブースでもスリムケータイへの注目度は高かったのだが、ここでもやはり来場者が手に取るのは、薄さ9.8mmでHSDPA対応というN705iμだっだ。


それぞれデモ機に加えて、各モデルの全カラーバリエーションをショウケースで展示していた	NTTドコモのN905i

amadanaケータイだけは防犯上の理由から、限定カラーのbrownish woodモデルが展示されておらず、台座だけが……。地域限定カラーsakuraがないのも寂しい

一般向けブースの奥にはもう一部屋、同社が現在開発中の技術展示を行なうスペースが用意されていた

　また一般来場者向けブースとは別に、ビジネスパートナーを対象とした技術展示のスペースが設けられており、そちらではLTE、Mobile WiMAXの展示に加えて、基地局の設置とその影響を3DMAP上で、専門知識を持たない人でも簡単にシミュレートできる「Interactive Network Design Platform」を紹介。オンラインサービス「SecondLife」のフレンドリストを利用して、友達に電話をかけられる「Service Convergence Integrated Platfomr（SCI-P）」などのデモンストレーションを行なっていた。


基地局の配置をシミュレートするだけなく、3Dマップで電波状況を視覚的に確認できる。2Dのシミュレーションでは問題ない地域でも、高層ビルの谷間など電波状況が色分けによって一目でチェック可能だ	SCI-Pのデモは「Second Life」のアバターを使って行なわれたが、いずれはMMORPGやメッセンジャー機能との連携を行ない、バーチャル空間からリアルへシームレスにコミュニケーションが取れるようになるかもしれない、とのこと

■ ＵＲＬ
　 NEC
　 http://www.nec.co.jp/

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（麻生ちはや）
2008/02/13 19:45

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